【2009フランクフルトショー】 ランボルギーニ、「レヴェントン」のオープンモデル ベントレーはフラッグシップ「ミュルザンヌ」を公開 |
フォルクスワーゲングループの高級ブランド「ランボルギーニ」と「ベントレー」も、フランクフルトでニューモデルを公開した。
ランボルギーニは前回2007年のフランクフルトで公開した20台限定のスーパーモデル「レヴェントン」のロードスターモデルを発表した。こちらも20台限定で、価格は110万ユーロ。10月から納車が開始される。
レヴェントンをオープン化するにあたっての重量増は、CFRPを多用したボディーの強度がもともと高かったため、わずか25kgにとどまる。一方でレヴェントンと同じ6.5リッターのV12エンジンは、最高出力が650PSから670PSに高められた。レヴェントンと同じく4輪を駆動し、TFT液晶ディスプレイによるインパネなどを装備する。
全体に航空機をイメージしたレヴェントン。ディテールにも航空機からの引用が | ||
エンジンフードの4枚のガラスからエンジンがのぞける | ||
インパネはTFT液晶ディスプレイのみで、アナログ機器はない。シフトもパドルのみ |
ベントレーが展示したのはフラッグシップモデルとなる「ミュルザンヌ」。ミュルザンヌとはル・マン24時間レースのコースにあるコーナーの名前で、ベントレーが同レースで活躍した歴史にちなむもの。
8つのLEDが取り囲むヘッドライトが目を引くフロントは、ベントレー伝統のグリルを備える。ボディーサイズは5575×1926×1526mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3266mm。エンジンは6.75リッターのV8ツインターボで、最高出力は512PS。ZF製の8速ATを介して後輪を駆動する。タイヤは標準が265/45 ZR20だが、オプションで265/40 ZR21にすることもできる。
(編集部:田中真一郎)
2009年 9月 18日