【2009フランクフルトショー】
プジョー、2ドアクーペ「RCZ」やプジョー版i-MiEV「iOn」


2009年9月15日~27日(現地時間)
独フランクフルト
Messe Frankfurt



プジョーブース

 プジョーは2010年に市場投入を予定している2ドアクーペ「RCZ」や、シティーユースのマイクロカー「BB1」など多数のコンセプトカーを展示。プジョー版「i-MiEV」となる「iOn」(イオン)も展示した。

 RCZは、2+2シートのコンパクトな2ドアクーペ。308と共通する意匠のフロントマスクに、小さなルーフを載せている。一見リトラクタブルルーフのように見えるが、フィクスドヘッドで、ルーフ中央(2人の乗員の間)をへこませたダブルバブルルーフを特徴とする。

ダブルバブルルーフがチャームポイントの「RCZ」。ダブルバブルの造形はリアウインドーに及ぶ。投入されればアウディTTやフォルクスワーゲン・シロッコのライバルになると目される
搭載するエンジンは1.6リッターガソリンターボやディーゼルターボが予定されている
スポーティーなインテリア
リアシートは緊急用トランクリッドにリトラクタブル・スポイラーを備える
プジョー版i-MiEVの「iOn」。エンブレムや塗装以外はi-MiEVとなんら変わるところがない。インテリアは見せてもらえなかった
RCZにディーゼルハイブリッドシステムを搭載した「RCZ HYbrid4」こちらはコンパクトクロスオーバーモデル「3008」にRCZ HYbrid4と同じ2リッターディーゼルのハイブリッドシステムを搭載した3008 HYbrid4
3008 HYbrid4のベースとなった3008。この秋、日本市場に導入される予定
リアゲートは上下に開くタイプ。ラゲッジルームは上下2段に仕切ることができる
3008は5人乗り。展示車はヘッドアップディスプレイを備えていた
こちらは7人乗りピープルムーバー「5008」。大きなグラスルーフを備える
前から2・3・2人が並んで座る
2列目と3列目のシートは片手で折りたためる。どちらも巧妙なリンク機構で完全にフラットになる
街乗り用マイクロカーのコンセプト「BB1」。この大きさで4人乗り。ステアリングはバイクのようなバーで行う。ABピラーが大胆に逆スラントしているが、フロントグラスは直立している。ドアが前開きなのも特徴のひとつ

(編集部:田中真一郎)
2009年 9月 18日