【2008LAオートショー】
日産、「インフィニティG37コンバーチブル」を発表

クーペに4WDモデルを追加

インフィニティG37コンバーチブル
11月19日~30日(現地時間)
Los Angeles Convention Center


 日産自動車は11月19日(現地時間)、LAオートショー会場のインフィニティブースで、「インフィニティG37コンバーチブル」などを発表した。

 インフィニティGシリーズ(日本名スカイライン)の2ドアクーペをコンバーチブルとしたもの。屋根は3分割されて自動開閉する。

 

インフィニティG37コンバーチブル
屋根を閉じたところ
G37コンバーチブルのコックピット
Boseのオープン・エア・サウンド・システムを搭載。ヘッドレストにもスピーカーが埋め込まれる
屋根を開けるところ

 

 エンジンは3.7リッターのV型6気筒 DOHC 24バルブ「VQ37VHR」。バルブタイミングとバルブリフトの可変機構「VVEL(Valiable Valve Event and Lift)」を備えるエンジンで、エンジン型式名はLAオートショーで発表されたばかりの370Zのエンジンと同じだが、最高出力は370Zの332PSより低い325PSに抑えられている。

 この3.7リッターエンジンはGのセダンやクーペにも搭載されるが、セダンは328馬力、クーペは330馬力と、微妙にチューンが異なる。

 組み合わされるトランスミッションは6MTまたは7AT。7ATはマニュアルモードを備え、ダウンシフト・レブ・マッチング機能が備えられる。

 またコンバーチブルには、Boseのオープン・エア・サウンド・システムを搭載。車の速度や屋根を開けているかどうかでイコライゼーションを変える。エアコンも車速、屋根の状態でファンの速度が自動的に変わかるなど、高級コンバーチブルらしく快適装備が充実している。

 なおクーペには、新たにATESSA E-TSによる4WDモデル「G37x」が加わった。

 

G37コンバーチブルのコックピットBoseのオープン・エア・サウンド・システムを搭載。ヘッドレストにもスピーカーが埋め込まれる
クーペの4WDモデル「G37x」
クーペの下回り。フロントドライブシャフトが見えるVQ37エンジンを搭載するG37Sはスポーツセダン

6MTモデルが用意される

 

 

URL
2008 Los Angeles Auto Show(英文)
http://www.laautoshow.com/

(編集部:田中真一郎)
2008年11月21日