【2008LAオートショー】
やじうまLAオートショー(1)

やじうまLAオートショー(1)

Kentiaホール
11月19日~30日(現地時間)
Los Angeles Convention Center


 LAオートショーは、Los Angeles Convention Centerのサウスとウェスト、コンコースの3つのホールを主な会場としているが、サウスホールの地下にあるKentiaホールも実は会場の1つ。ここではホイールなどのパーツやアクセサリー、車のカスタマイズなどアフターマーケットの展示会場となっている。

 日本のモーターショーのこうした会場では、パーツやオイルメーカーなどの小さなブースが林立しているが、LAオートショーでもっともボリュームがあるのは車のカスタマイズ業者で、「DUB」のような有名ブランドから始まって、大小各種のチューナーがカスタマイズした車を並べている。

 




まず目に付くのはきらびやかなアメリカンカスタムの数々。この写真はごく一部。ベントレーだろうがアストンマーチンだろうが、みなアメリカンカスタムカーになってしまう

 カスタムの素材になっているのは、コルベットやアメリカのフルサイズセダン、SUVはもちろんのこと、インプレッサやミアータ(マツダ・ロードスター)のような日本製スポーツコンパクト、ロールス・ロイスやアストン・マーチンのような超高級車までが“俎上”に上がっている。車の来歴や格式など関係なく、みな平等にアメリカンカスタムが施されている様は、どこか痛快でもある。

 もちろん、ボディケア用品やライト類をLEDにコンバージョンするキット、ミニカーや本、アパレルを扱うところ、果てはロスアンゼルス警察のリクルートまで、小さなブースもいくつか見られるが、きらびやかなカスタマイズカー群の前ではどうしても脇役になってしまうのだった。

 

アメリカでよく見かける、ナンバープレートのフレーム屋さん。プラスチック、金属などの素材のフレームに、好きな言葉を掘ってくれる。「○○ PARKING ONLY」というプレートも、アメリカのお土産屋さんでよく見るものの1つ

中古車誌「Auto Trader」のブース。トラック、ラグジュアリーカー、クラシックカーなどに細分化されているLAオートショーに出ていたミニカー屋さん。Hot WheelsやJohnny Lightningの1/64か、1/18が主流のようで、1/43はあまり見なかった

 

URL
2008 Los Angeles Auto Show(英文)
http://www.laautoshow.com/

(編集部:田中真一郎)
2008年11月28日