【2010ジュネーブショー】 アルファ ロメオ、「ジュリエッタ」登場でブースは大盛況 ミトのマルチエア+デュアルクラッチモデルも展示 |
発売間近の「ジュリエッタ」がワールド・プレミアとなったアルファ ロメオ・ブースは、5台のジュリエッタを展示。多くの人が詰めかけている。
展示されているのは最強モデル「1750 TBi」が2台、欧州では量販モデルと目されるターボディーゼル搭載モデル「2.0 JTDM」2台、そして最後が話題の1.4リッター マルチエアターボエンジンを搭載する「1.4TB MultiAir」だ。
1750 TBiにはアルファのスポーツモデルに伝統の緑の四つ葉のクローバー「クアドリフォリオ・ヴェルデ」バッヂが貼り付けられているものの、そのほかのモデルはグレードを表すようなものは外部にはなく、エンジンフードを開けて始めてどんなモデルなのか分かるという具合。
事情はミトも同じで、ブースの片隅にひっそりと置いてある銀色のミトは、運転席の2本のペダルとATシフトレバーを見つけてやっと、1.4マルチエア+デュアルクラッチ搭載車であることに気がつく。
235HP、340Nmの1.75リッター直噴ガソリンターボエンジンを搭載する1750 TBi。赤と白のモデルが展示された。控えめ(?)なクアドリフォリオ・ヴェルデ以外、アルファのスポーツモデル伝統の数字「1750」を名乗るクルマであることは分からないが、インテリアは1750 TBi専用のもの |
こちらは1.4 TB MultiAir。ただしホイールは2.0 JTDMのもの。リアハッチは、アルファ ロメオのエンブレムを押すと開く |
1.4 TB MultiAirのエンジン | 2.0 JTDMのエンジン |
2.0 JTDMの内装。会場にあったのはすべてMT仕様。シフトレバーの根元左にDNA(車両セッティングモード変更機能)のスイッチがある |
マルチエアターボエンジン+6速デュアルクラッチAT「TCT」を搭載するミト | ||
マルチエアターボ+TCTのカットモデル。マルチエアは吸気側をカムでなく油圧で駆動し、バルブリフトやバルブタイミングを可変としている |
80th International Motor Show
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(編集部:田中真一郎)
2010年 3月 4日