【2010ジュネーブショー
アルファ ロメオ、「ジュリエッタ」登場でブースは大盛況

ミトのマルチエア+デュアルクラッチモデルも展示

3月2日~14日(現地時間)
スイス ジュネーブ
GENEVA PALEXPO



 発売間近の「ジュリエッタ」がワールド・プレミアとなったアルファ ロメオ・ブースは、5台のジュリエッタを展示。多くの人が詰めかけている。

 展示されているのは最強モデル「1750 TBi」が2台、欧州では量販モデルと目されるターボディーゼル搭載モデル「2.0 JTDM」2台、そして最後が話題の1.4リッター マルチエアターボエンジンを搭載する「1.4TB MultiAir」だ。

 1750 TBiにはアルファのスポーツモデルに伝統の緑の四つ葉のクローバー「クアドリフォリオ・ヴェルデ」バッヂが貼り付けられているものの、そのほかのモデルはグレードを表すようなものは外部にはなく、エンジンフードを開けて始めてどんなモデルなのか分かるという具合。

 事情はミトも同じで、ブースの片隅にひっそりと置いてある銀色のミトは、運転席の2本のペダルとATシフトレバーを見つけてやっと、1.4マルチエア+デュアルクラッチ搭載車であることに気がつく。

235HP、340Nmの1.75リッター直噴ガソリンターボエンジンを搭載する1750 TBi。赤と白のモデルが展示された。控えめ(?)なクアドリフォリオ・ヴェルデ以外、アルファのスポーツモデル伝統の数字「1750」を名乗るクルマであることは分からないが、インテリアは1750 TBi専用のもの
こちらは1.4 TB MultiAir。ただしホイールは2.0 JTDMのもの。リアハッチは、アルファ ロメオのエンブレムを押すと開く
1.4 TB MultiAirのエンジン2.0 JTDMのエンジン
2.0 JTDMの内装。会場にあったのはすべてMT仕様。シフトレバーの根元左にDNA(車両セッティングモード変更機能)のスイッチがある

 

マルチエアターボエンジン+6速デュアルクラッチAT「TCT」を搭載するミト
マルチエアターボ+TCTのカットモデル。マルチエアは吸気側をカムでなく油圧で駆動し、バルブリフトやバルブタイミングを可変としている

80th International Motor Show
http://www.salon-auto.ch/en/

(編集部:田中真一郎)
2010年 3月 4日