【2010ジュネーブショー
レクサス、プレミアム・コンパクト・ハイブリッド「CT200h」


“フル・ハイブリッド”の文字が踊るレクサスブース

3月2日~14日(現地時間)
スイス ジュネーブ
GENEVA PALEXPO



 レクサスはかねてからの予告どおり、コンパクト・ハイブリッド「CT200h」を公開した。

 プレスカンファレンスにはレクサス・ヨーロッパのアンディ・ファイフェンベルガー副社長が登場。CT200hを「プレミアム・コンパクトクラスで世界初のハイブリッド」と紹介。またCT200hにより「レクサスに新たなエントリー・ポイントができた」とし、若い顧客の取り込みを図るという目的を明らかにした。

 スペックは関連記事のとおりで、1.8リッターガソリンエンジンとモーターで駆動される。レクサスブースでは「フル・ハイブリッド」という言葉が多数掲示されており、トヨタ・オリジナルのハイブリッドシステムの先進性をアピールしていた。

 展示されたCT200hは柵の内側に置かれ、内部を見ることはできなかった。自走する場面もなかったが、そのスタイリングはコンセプトカーのLF-Chとほぼ同じもの。レクサスのスタイリング・アイデンティティたるウェッジシェイプと、グリルからエンジンフードにかけてのVシェイプラインと、ワイド&ローのフォルムで、5ドアボディーにもかかわらずアグレッシブな雰囲気を醸し出している。

 CT200hは世界中で販売されることになっており、2010年の終わりに量産を開始する。

展示されたCT200hと、レクサス・ヨーロッパのアンディ・ファイフェンベルガー副社長

(編集部:田中真一郎)
2010年 3月 5日