【2010ジュネーブショー】 BMW、新型「5シリーズ」とそのハイブリッド・コンセプト |
BMWは新型「5シリーズ」のワールドプレミアとともに、5シリーズのハイブリッド車「コンセプト5シリーズ アクティブハイブリッド」を展示した。
「F10」のコードネームを得た6代目5シリーズは、ディーゼルエンジン搭載モデル2台がブースに展示されたほか、ハイブリッド車のコンセプトモデルも置かれた。
リリースによれば5シリーズ アクティブハイブリッドのパワートレーンは、直列6気筒ツインスクロールターボガソリンエンジンと出力40kWのモーター、8速ATで構成されている。エンジンとモーターはクラッチでつながれており、モーターのみで走行することもできる。
またカーナビのルート設定から予測される交通状況にあわせて、車内各部のエネルギー消費を最適化し、抑える機能を持つ。たとえば、高速道路に入るときは冷却能力を下げ(高速走行でラジエターに風が当たり、自然と冷却されるため)、高速道路を降りて市中に入る前には、バッテリーをフル充電してモーターのみの走行に備える。
プレスカンファレンスにはコンセプト5シリーズ アクティブハイブリッドと、デトロイトショーで発表されたEV「コンセプト アクティブE」が自走して登場した。下段右端はカンファレンス後に新型5シリーズの運転席に収まるBMW会長のノルベルト・ライトホーファー博士 |
自走したものの、展示されてからは来場者を近くに寄せず、内部を一切見せることのなかったコンセプト5シリーズ アクティブハイブリッド |
マイナーチェンジされた3シリーズのクーペとカブリオレもこれがワールドプレミア |
80th International Motor Show
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(編集部:田中真一郎)
2010年 3月 4日