【2010パリショー】日産、仕様変更したGT-Rを展示
インフィニティブランドからはオープンボディーのスカイラインが登場

フロントバンパーやホイールの意匠が異なるGT-Rが展示されていた

会期:10月2日~17日(現地時間)
会場:フランス パリ Paris Expo Porte de Versailles



プレスカンファレンスで挨拶を行った志賀俊之COO。マイクラやリーフのアピールを行った

 日産自動車は、電気自動車のコンセプトカー「Townpod(タウンポッド)」を初披露したほか、すでにイギリス、オランダ、アイルランド、ポルトガルで先行予約を開始している電気自動車のリーフ、マイクラ(日本名:マーチ)、キャシュカイ(日本名:デュアリス)などを出展した。

 また、インフィニティブランドからは、欧州市場にすでに投入しているスカイライン(G37)のオープンボディーモデル「G Cabrio」をベースにしたパフォーマンスモデル「インフィニティ・パフォーマンス・ライン・コンセプト」を発表した。


観音扉のタウンポッド

 注目されるのは日産ブースの片隅に展示されたGT-Rで、よく見るとフロントバンパーやホイールの意匠が従来モデルと異なる。報道陣向けの資料にはこのGT-Rの概要が記載されておらず、詳細は不明のまま。しかし、欧州日産のGT-RティザーサイトにはGT-Rの2011年モデルの発表が予告されており、おそらく関係があるのだろう。10月18日に詳細が明らかになる予定だ。

エクステリアはLEDランプが埋め込まれるほか、カーボンリアスポイラーを装備。インテリアはショーカーライクな仕上がり

 インフィニティ・パフォーマンス・ライン・コンセプトは、最高出力249kW、最大トルク374Nmを発生するV型6気筒エンジンを搭載。最高速度270km/hというスペックを持つ。

インフィニティ・パフォーマンス・ライン・コンセプト
ジュークマイクラキャシュカイ

(編集部:小林 隆)
2010年 10月 3日