【2012ジュネーブショー
スピンドルグリルを採用した「RX450h」公開

レクサスもハイブリッドカーの販売が好調

2012年3月8日~18日(現地時間)
スイス ジュネーブ
GENEVA PALEXPO



プレスカンファレンスに登壇したレクサス・ヨーロッパのアンディ・ファイフェンベルガー副社長

 トヨタブースに隣接しているレクサスブースでは、スピンドルグリルを採用した「RX450h」が世界初公開された。

 昨年にフルモデルチェンジを行った「GS」で採用され、新たなレクサスの顔となるスピンドルグリルにより、洗練されたレクサスの印象をより強調するモデルに生まれ変わっている。公開されたRX450hには、ハンドリングやエクステリアなどがスポーティなFスポーツも用意。Fスポーツのエクステリアは、グリルの内側がメッシュデザインになっており、デトロイトショーで発表されるとともに会場に置かれていた「LF-LCコンセプト」とも共通したイメージとなる。

 この「LF-LCコンセプト」は、すでに1月にワールドプレミアを行っているが、欧州では初公開となる。ハイブリッド技術を投入した2+2のクーペで、フロントにエンジンを搭載しリアホイールを駆動する。ハイブリッドシステムは次世代の新型パワートレーンとなっている。

 プレスカンファレンスでは、欧州の経済状況が悪化する中でも2011年にレクサスは前年度以上の販売台数を記録したことを説明。2010年度の3万1118台だったのに対し、2011年は40%増の4万3637台を販売。また、欧州ではCT、GS、LS、RXがハイブリッドモデルをラインアップするが、販売台数の85%をハイブリッドが占めると言う。

スピンドルグリルを新たに採用したRX450h
RX450h Fスポーツ(左)とRX450hのフロントマスクの違い。Fスポーツはグリルの内側がメッシュデザインになっている
LF-LCコンセプト
ジュネーブショー 2012 レポートリンク集
http://car.watch.impress.co.jp/backno/event_repo/index_c270s1407.html

(真鍋裕行)
2012年 3月 8日