オート上海2013

フォルクスワーゲン、SUVのプラグインハイブリッドモデル「クロスブルークーペ」

フロントとリアに2つのEモーターをセットした4輪駆動モデル

クーペフォルムのSUV「クロスブルークーペ」
2013年4月20日~29日開催

中国 上海市

Shanghai New International Expo Center

 フォルクスワーゲンが初公開したのはクーペフォルムに仕立てられたSUVの「クロスブルークーペ」。

 パワートレーンは、プラグインハイブリッドを組み合わせたV型6気筒ターボのTSIエンジン。システム出力は415PSで、最大トルクは700Nm。重量級のボディーながら0-100km/hを5.9秒で加速し、最高速は236km/hを記録する。これだけのパフォーマンスを持ちながらも、3.0L/100km(33.3km/L)という省燃費性も併せ持っていて、エレクトリックモードで33kmの走行も可能。

 トランスミッションは6速DSGで、フロントとリアには2つのEモーターがセットされていて4輪を駆動する。ボディーサイズは4889×2015×1679mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2980mmとなっている。

プラグインハイブリッドを採用したクロスブルークーペ。リアシートを立てたままでも1101Lという積載スペースを保っている

真鍋裕行

1980年生まれ。大学在学中から自動車雑誌の編集に携わり、その後チューニングやカスタマイズ誌の編集者になる。2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立。現在は、編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで、幅広くリポートしている。また、雑誌、Webサイトのプロデュースにも力を入れていて、誌面を通してクルマの「走る」「触れる」「イジる」楽しさをユーザーの側面から分かりやすく提供中。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。