東京オートサロン2014

スズキ、ハスラーとスペーシアのカスタムコンセプトカーを展示

ディーラーオプションパーツでカスタマイズしたスズキ車6台も展示

スズキブース
2014年1月10日~12日開催

幕張メッセ 国際展示場ホール1~11/イベントホール

 スズキは、「東京オートサロン 2014(会期:2014年1月10日~12日)」で「ハスラー」「スペーシア」をベースとしたカスマイズのコンセプトカー「ハスラー カスタマイズ」「スペーシア カスタム S-コンセプト」の2台を公開。さらにディーラーオプションを装備してカスマイズしたスズキ車6台を展示した。

 ブース内のステージではコンセプトカーの2台が並んで展示された。イエローのボディーが目を引く「ハスラー カスタマイズ」は、専用デザインとなったボディー同色の前後バンパー、フォグランプを埋め込むフロントグリルなどを装備し、ベースのハスラーが持つイメージを残しながらも新しいデザインを演出。ボディーカラーと異なるホワイトのルーフや、特徴的な丸型デザインのヘッドライトなどは踏襲し、誰でもハスラーであると認識できるカスタマイズ内容となっている。

 また、ボディーカラーで使われているイエローは純正ラインアップにない色で、カラーリングの提案も合わせて行っている。スズキでは「活発で挑戦的なイメージの表現」としており、ハスラーの新たな魅力を引き出すデザインを提案している。

ハスラー カスタマイズ。通常モデルには用意されていないイエローのボディーカラーとボディー同色バンパーなどを組み合わせ、新たなイメージを提案している

 一方の「スペーシア カスタム S-コンセプト」は“プレミアムユーロスポーツ”がデザインコンセプト。直線基調で開口部の大きい専用デザインバンパーを採用してフロントマスクを一新。パールホワイトカラーの車体にブラック塗装のルーフ、ブラックメッキスポイラーなどを組み合わせて「スポーティでありながら大人の雰囲気が漂うモデル」であるとしている。

スペーシア カスタム S-コンセプトもフロントまわりの雰囲気を大きく変更。ベース車とは別のクルマに見えそうだ

 このほかにスズキブースでは、既存のスズキ車6モデルにディーラーオプションなどを多数装備して展示した。また、各モデルのテレビCMイメージを表現したステッカーがドアパネルなどに貼られている。

ハスラーにディーラーオプションを組み合わせた展示車。エクステリアではチェッカー柄のステッカーやルーフキャリア、インテリアではロッド類や各種ネットなど多数のアクセサリーを装着している
スイフトスポーツは、フロントまわりにオプション品のフロントグリルやヘッドライトガーニッシュなどを装着し、ノーマル仕様とは異なる雰囲気をさり気なく漂わせるクルマに仕上がっている
アルト ラパン ショコラの展示車は、ルーフラック、ドアハンドルガーニッシュ、メッキ仕上げのドアミラーカバーなどを装着。ドアパネルなどにあしらわれたステッカーは撮影用でオプション品として販売されているものではない
ワゴンRスティングレーではドアミラーやフォグライトベゼルなどにメッキパーツを装着
ソリオもドアミラーカバーやドアハンドルガーニッシュ、Cピラーのストライプテープなどを装着している
スペーシア カスタムには、ドアミラーカバーやドアハンドルガーニッシュのほか、室内にレザーシート風に見せるシートカバーを装着している

正田拓也