2014 パリショー
フェラーリ、限定499台のオープンモデル「458スペチアーレA」初公開
(2014/10/15 00:00)
- 会期:10月2日~10月19日(現地時間)
- 会場:フランス パリ Paris Expo Porte de Versailles
フェラーリは、パリモーターショーで458スパイダーのハイパフォーマンスモデル「458スペチアーレA」のワールドプレミアを行った。
2009年のフランクフルトモーターショーで初公開されたのが、F430の後継モデルとなる「458イタリア」。そのオープントップとなる「458スパイダー」は2年後の2011年のフランクフルトモーターショーで初公開された。2013年には458イタリアをベースに専用のエアロパーツや出力アップしたエンジンを搭載した「458スペチアーレ」が登場していて、その流れを汲むのが今回初公開された458スペチアーレAになる。
458スペチアーレ同様に、スクーデリアフェラーリのレーシングノウハウをつぎ込んだロードラッグ・ハイダウンフォースのフロントバンパーとリアディフューザーをセット。一方でインテリアは、458スペチアーレA専用のアルカンターラを使ったコーディネート。ブルーの差し色はスペチアーレAのオリジナルで、メーターまわり、ステアリング、センターコンソールなどに使われている。3D形状のシートも専用に作られていて、リクライニングタイプながらホールド性も高められている。
オープントップのルーフは、458スパイダーと同じリトラクタブルハードトップを採用。スイッチ1つで操作でき、14秒で開閉が行われる。
エンジンは、458スペチアーレにも搭載されている自然吸気90度V型8気筒 4.5リッターになる。最高出力は605PS/9000rpm、最大トルクは540Nm/6000rpmで、0-100km/h加速はわずか3.0秒。これらのスペックはクーペの458スペチアーレと同等の数値に仕上がっている。
この458スパイダーのスペシャルモデルは、限定499台のみの生産となっている。