東京オートサロン 2016

横浜ゴム、新スポーツラジアル「ADVAN A052」公開。今夏に発売予定

騒音規制国際基準R117-02対応

2016年1月15日〜17日開催

新スポーツラジアル「ADVAN A052」

 横浜ゴムは、幕張メッセで開幕した「東京オートサロン2016」で以前より同イベントでの登場を予告していた新スポーツラジアルのプロトタイプ「ADVAN A052」を初披露した。

 ADVANブランドに加わる新たなシリーズとなり、欧州ではすでに2012年から導入されているタイヤ騒音規制国際基準ECE R117-02(Regulation No.117 02 Series)に適合しながら、スポーツラジアルとして求められるグリップ力、コントロール性、剛性を高い次元で達成したという。プロトタイプではあるものの、製品化を前提に開発が進められており、今夏に発売する予定になっている。

 ECE R117-02は、タイヤにより発生する騒音を規制する国際基準の1つとして、日本国内でも2018年4月を目処に導入の検討が進んでいるもの。R117-02に適合するには、走行音や転がり抵抗などを低減するための高い技術が必要とされ、特にグリップ力や旋回性能を優先するスポーツタイヤにおいては達成が容易ではない規制となる。

プロトタイプとしているが、今夏の市販を計画中
A052のトレッド面

 しかしながら担当者によると、今回の「ADVAN A052」と似たトレッドパターンを、スポーツ走行での使用を想定したストリートラジアルタイヤ「ADVAN A08B」に先行して採用しており、性能面は実証済み。コンパウンドやタイヤ構造についてはA08Bからまったく異なるものに変え、グリップ力などをさらに高めているという。

こちらは「ADVAN A08B」のトレッド。パターンはA052とほぼ同じだ

 R117-02に適合することで、ジムカーナやサーキットなど、クローズドコースでの走行において周辺への騒音の影響を低減できることに加え、2018年に導入が見込まれる国内のタイヤ騒音規制基準もクリアでき、街乗りとスポーツ走行を両立しながら安心、安全に利用できるとしている。

(日沼諭史)