インドネシア国際モーターショー2014
4台の世界初公開コンセプトカーを揃えたダイハツ
オープンカー「コペン」はインドネシアで市販を予定
(2014/9/19 10:37)
- 2014年9月18日~28日(現地時間)開催
- インドネシア ジャカルタ
- Jakarta International Expo
9月18日(現地時間)にインドネシアの首都ジャカルタで開幕した「第22回インドネシア国際モーターショー(The 22nd Indonesia International Motor Show)」(以下、インドネシアモーターショー)。このインドネシア自動車市場でトヨタ自動車に次ぐ高いシェアを持つのがダイハツ工業になる。
このインドネシアモーターショーには、日本メーカーが数多く出展しているが、その中で4台のコンセプトカー「UFC 3」「SUVコンセプト」「CUV 2」「AYLA(アイラ) GT2」を世界初公開するなど、ダイハツのインドネシア市場に対する力の入れ方は際立っていた。ダイハツは現地合弁会社P.T.Astra Daihatsu Motor(ADM)として出展していたが、日本から取締役社長 三井正則氏が駆けつけ、プレスカンファレンスに登壇。ダイハツのインドネシアに対する取り組みと、4台のコンセプトカーおよび日本に続き市販投入が決定したオープンカー「コペン」を紹介した。
ADMはインドネシアにスンターとカラワンの2つの組立工場を持ち、両工場を合わせた年間生産台数の能力は46万台。トヨタブランドの「Avanza(アバンザ)」などのほか、ダイハツブランドの「Terios(テリオス)」などを生産。東南アジアや中東、中南米にも輸出を行っている。2012年にはカラワン工場の敷地内にR&Dセンター(研究会開発センター)を設置。1968年から始まるダイハツのインドネシアに対する取り組みを紹介するとともに、各車種の部品比率を高いレベルで現地化できていることが示された。
ダイハツは世界初公開のコンセプトカー4車のほか、Sirionのドレスアップ車、Dress Up」「Gran Max Caravan」「Xenia Indigo」「Terios Spirit」「Luxio Sloper」といった市販車のカスタマイズモデルも展示。通常の市販車については自由に乗り込める展示を行っており、多数の見所を用意していた。