【東京モーターショー2011】 “立ち止まらないMINI”、「ペースマン」は鋭意開発中 クーペ、WRC参戦車など展示 |
BMWブースに隣接するMINIブース |
MINIブースには、発売されたばかりの「MINIクーペ」のほか、現在開発が進行している「MINIペースマン コンセプト」が展示されたほか、WRC参戦車両「ジョン・クーパー・ワークスWRC」が展示された。
BMWグループのイアン・ロバートソン販売・マーケティング担当上級副社長は、ドウブースで開催されたプレスカンファレンスで、グローバルの10月末までの販売が前年同期比23%増の23万2000台超となっており、通年でMINI史上の最高記録を達成する見込みであることを明らかにした。
この好調の要因は「それは卓越したデザインを誇るMINIがコンパクトプレミアムカーという新しいセグメントを切り開いたから」であり、「人間の家族のように、それぞれ独自の個性を持つモデルがその持ち味を生かし、MINIの世界的な成功を支えている」というラインアップにあるとした。
ロバートソン上級副社長は「MINIブランドの進化にとって最も重要なこと、それはもちろんMINIファミリーを育てること」と述べ、ハッチバック、コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバー、クーペ、ロードスターに続く「7番目のメンバーを開発する作業に取り組んでいる」とペースマン コンセプトを紹介。また5番目のモデルであるクーペについては「これまでのMINIの中でも最も速いモデルに属しているが、速いのは走行性能だけでなく、構想から量産までの期間はわずか2年とスピーディーに進められた」と紹介した。
ペースマン コンセプト | ||
ジョン・クーパー・ワークスWRCは2階に展示 | ||
納車が始まったクーペ。このほかクラブマンやハッチバックのジョン・クーパー・ワークスも展示されている |
(編集部:田中真一郎)
2011年 12月 1日