【東京モーターショー2011】 ロータス、日本向けにATモデルを導入、「生まれ変わる決意」 「エヴォーラ」と「エリーゼ」のATモデルを展示 |
ロータス・ブース。新CIをブースにも採用している |
英ロータスのインポーターであるエルシーアイは、「エリーゼ CR SPS」「エヴォーラ S IPS」「エリーゼ S」の3台を展示した。
このうちエリーゼ CR SPSとエヴォーラ S IPSは、6速ATを搭載したモデルだ。英ロータス・カーズの販売担当ゼネラル・マネージャーであるクリストファー・ニコル氏はプレスカンファレンスで「日本にとってATが重要なことはひしひしと感じている。ATモデルの導入は、日本を意識した改革」と、ATモデル導入の意図を語った。
エルシーアイの川村賢司 専務取締役は「ロータスは新CEOダニー・バハーのもと、大きく生まれ変わろうとしている。エルシーアイとしても、日本でロータスをさらにポピュラーにしたい」と述べ、「これまでインポートしたロータスのほとんどがMT。AT導入で幅広いユーザーに楽しんでほしい。マニアックなユーザーに支えられてきたが、新生ロータスに生まれ変わる決意」と語った。
さらに、新CIを導入し、アパレルなどの「ロータス・マーチャンダイジング」の販売にも力を入れるとした。
エリーゼ CR SPS。SPSは「シリアル・プレシジョン・シフト」のことで、シングルクラッチのいわゆるAMT(Automated MT)となっている。エンジンは1.6リッター直列4気筒の「1ZR-FAE」。最高出力100kW(136PS)、最大トルク160Nmでわずか900kgの車体を引っ張る | ||
エヴォーラ S IPS。IPSはインテリジェント・プレシジョン・シフトの略で、いわゆるトルコンAT。エンジンはスーパーチャージャー付き3.5リッターV6の「2GR-FE」で、257.5kW(350PS)、400Nmを発生する |
エリーゼ Sはコンベンショナルな6速MTを採用。エンジンはスーパーチャージャー付きの1.8リッター直列4気筒「2ZR-FE」。163kW(220PS)、250Nmを発生する |
(編集部:田中真一郎)
2011年 12月 2日