日産、「エクストレイル」のクリーンディーゼル車の受注状況を発表
発売20日足らずで目標の10倍強となる受注を達成

エクストレイル 20GT



  日産は10月6日、9月に発売開始したSUV「エクストレイル」のディーゼルエンジン車「20GT」の受注状況を発表した。

  エクストレイル 20GTは、日産が9月18日より発売開始した、直列4気筒 DOHC 2.0リッターのクリーンディーゼルエンジン「M9R」を搭載した製品。M9Rは、最高出力127kW(173PS)/3750rpm、最大トルク360N・m(36.7kgf・m)/2000rpmを発揮しながら、10・15モード燃費15.2km/Lの低燃費を実現。同等出力の2.5リッターガソリンエンジンと比較して、約3割の燃費向上を図っているとしている。さらに、ディーゼルエンジン特有の騒音や振動も除去しているという。トランスミッションは6MTのみで、エクステリアなどの装備面では欧州仕様車に準じている。販売価格は299万9850円。

  今回発表した受注状況によると、10月5日現在で累計1,077台の受注に達し、月間販売目標台数100台の10倍強となったとしている。購入者層は、ガソリンエンジン車では20代が30.1%で最も多かったことに対して、ディーゼルエンジン車では30代が26.9%と最も多く、50代が21.5%、40代が20.8%と続いている。ボディーカラー別では、「ダイヤモンドブラック」が29%で最も多く、「ダイヤモンドシルバー」が28%、「ホワイトパール」が14%、「ブレードシルバー」が13%と続いている。

URL
日産自動車株式会社
http://www.nissan.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2008/_STORY/081006-01-j.html
製品情報
http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/

(編集部:大久保有規彦)
2008年10月6日