AT&Tウィリアムズ、F1日本GP前に中嶋一貴のトークショーを開催
走り慣れた富士スピードウェイで高い所を目指す!!

中嶋選手は日本GPの意気込みを語るとともに、ゲンかつぎに勝負パンツをはいているというユニークな一面も披露した

10月8日開催 
新宿高島屋JR口特設会場

  F1日本GPを前に中嶋一貴選手のトークイベント「レノボ・AT&T ウィリアムズ Driver's Day 2008」が、10月8日新宿高島屋JR口特設会場で開催された。会場には約300名程度のファンが集まり、普段はあまり聞くことができないトークで盛り上がった。

  中嶋選手は現在唯一の日本人F1ドライバー。F1には今シーズンからの本格参戦だが安定した走りを見せており、ドライバーズポイントは9ポイント獲得している。なお、来シーズンも同チームのレギュラードライバーとして契約することがすでに決定している。

  日本GPは、初の母国GPともあってか「走りなれた富士スピードウェイなので攻めていきたい」「(表彰台は)高いところを狙って頑張っています」と意気込みを語った。また、天候について問われたときには「晴れの中を気持ちよく走りたい」としつつも、今シーズン雨のレースで入賞してきた実績からか「晴れだと(予選順位で)順位が決まってしまうが、雨が降ればチャンスが増える」とも語っていた。

中嶋選手は「走り慣れた富士スピードウェイなので攻めていきたい」と日本GPに向けての意気込みを語った司会の辻よしなり氏は、日本GPの開催される富士スピードウェイでのサーキット内実況を勤める。元テレビ朝日アナウンサーで現在はフリーアナウンサーレノボ・ジャパン株式会社マーケティング・広報本部長の原田洋次氏がトークセッションに先立ってレノボの紹介をすると共に中嶋選手へ激励の花束を贈呈した

  質問コーナーではレースのゲンかつぎで「金曜日、土曜日、日曜日で決まった勝負パンツをはいています」という秘話を明かし会場をわかした。なお、前回ポイントを獲得したシンガポールGPでもやっていたが、そのときは金曜日用と日曜日用を逆に着用していたらしい。

  そのほか、中嶋選手からチームの公式スポンサーであるレノボのIT技術の高さが、F1開発、運用に深くかかわっており、空洞実験や在庫管理、データ分析などでチームを裏側からサポートしてくれていること、中嶋選手自身もThinkPad X300を使ってブログ更新やチームへのレポート提出していることなども紹介。レノボと同チームの関係が友好であることを語っていた。

  イベントで中嶋選手は終始リラックスしており、無駄に気負うことなく今週の日本GPを迎えることができるだろう。ファンの熱い期待に応えてくれそうな雰囲気をにじませていた。

会場に展示されていた、F1マシンのレプリカモデルリアウイングの「Lenovo」ロゴはチームとレノボの信頼の証とのことエンジン部には「Powerd by TOYOTA」の文字がレタリングされている
会場にはレノボのパソコン7台も展示。レノボ特製タイピングゲームが用意されており、タッチ&トライで好成績を収めた参加者にはレノボ特製携帯クリーナーがプレゼントされる。レノボの広報担当によると「キーボードタッチがウリなので実際に触って確かめてほしい」とのこと。今回のイベントのほか羽田でのイベントでも展示が予定されている。ちなみに、中嶋選手はまだトライしたことはない


URL
レノボ・ジャパン株式会社
http://www.lenovo.com/jp/ja/
AT&T Williams F1(英語)
http://www.attwilliams.com/
F1 2008 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY
http://www.fujispeedway.jp/

(kenmatsu)
2008年10月9日