新広島市民球場の名称が「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」に
マツダが命名権を取得



  広島県広島市の新広島市民球場命名権取得企業選考委員会は、2009年春に開場予定の新広島市民球場の命名権取得企業として、マツダを選定した。今後、選考委員会の報告をもとに広島市が正式に決定する。

  新広島市民球場は、プロ野球チームの広島東洋カープが本拠地としている広島市中区の広島市民球場に代わり、広島市南区に2009年春から開場される野球場。マツダが応募した名称は「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」で、契約希望金額は年間3億円、契約期間は5年間。

  このほかマツダは、球場から排出されるCO2を削減するエコ球場化の推進、マツダの媒体を通じた新球場のグローバルな情報発信、来場者100万人目ごとの社会福祉団体への福祉車両贈呈式実施、球場内にマツダと広島、カープの歴史についての展示、といった社会貢献活動も提示している。

  今回の命名権取得について、マツダ代表取締役会長兼社長の井巻久一氏は「地域住民や球場の来場者、広島の街がいつまでもワクワクし続けられるために、新球場を積極的に支援させていただく」とのコメントを発表した。

  また、球場名に同社のキャッチコピー「Zoom-Zoom」を取り入れた点について、マツダは「ブランドが目指す“わくわく”と“感動”を盛り込んだほか、躍動感あふれるプロ野球に合うのではないかと思い取り入れた」としたほか、「多くのプロ野球選手を輩出している“野球王国”広島と、マツダの活力を全国にアピールしたい」としている。

 

URL
マツダ株式会社
http://www.mazda.co.jp/
広島県広島市
http://www.city.hiroshima.jp/
広島市報道発表
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1223364591084/index.html

(編集部:大久保有規彦)
2008年11月6日