フィアット、東京 青山に「フィアット カフェ」を12月オープン
食や音楽でイタリア文化とフィアットブランドをアピール

12月12日開店



 フィアット グループ オートモービルズ ジャパン(FGAJ)は、12月12日に「フィアット カフェ」を開店する。住所は東京都港区北青山1-4-5 ロジェ青山1F。

 1階にフィアットのアンテナショップ、2階にカフェバー&レストラン、地下1階にイベンとスペースを持つ複合施設。1階にはフィアット500がディスプレイされていたが、販売を目的としたショールームではなく、食事やイベントを楽しみながらイタリア文化とフィアットブランドに親しむ「コミュニケーションラウンジ」と位置付けられている。

 国道246号線(青山通り)沿い、地下鉄青山一丁目駅から徒歩2分、外苑前駅から徒歩3分という立地に、ビジュアルプロデューサーの松井英樹氏がプロデュースした店舗を構える。2階のカフェバー&レストランでは日本人とイタリア人のシェフによる、国際色豊かな創作料理を提供する。ランチは1200円~、ディナーコースは4000円~。

フィアットカフェ外観1階のアンテナショップ
2階のカフェバー&レストラン

 また、地下1階のイベントスペースは「フィアットスペース」と名付けられており、ライブや放送、展示会、ファッションショーなどに用いる。DJブース、VJブースに最新鋭の音響装置と映像設備を備え、100人を収容。特に音楽と積極的にかかわる予定で、さまざまなアーティストやDJとコラボレーションする「フィアット ミュージックレーベル」を起こす。

 同社がこうした施設を作るのは、世界でもこれが初めて。さまざまなブランドやメディアとタイアップしつつ、フィアットブランドの浸透を目指す。

 営業時間は2階カフェバー&レストランが午前11時30分~午前2時、1階アンテナショップが午前11時30分~午後9時。どちらも定休日はない。

 正式オープンに先立つ11月28日、業界関係者向けにレセプションパーティーが開催された。店舗正面にかけられていた赤い布をとると、正面のガラス一杯に描かれたサンタクロース姿のルパン3世の絵が現れ、パーティーの開始が告げられると、イタリア大使や店舗を考案した建築家のパオロ・マルドッティ氏、レストランのメニューを監修したエレーナ・ヴァッカリーノ氏らとともに、ドラッグクイーン(女装した男性)が詰めかけた客を出迎えた。

パーティーが始まるまで店舗正面にかけられていた赤い布を取ると、そこには日本一有名なフィアット500ユーザーがサンタクロースの格好でいた
イタリア大使とドラッグクイーンが客を迎えるドラッグクイーンの腕には非接触ICカード端末が。これで対応携帯電話にフィアットカフェのサイトのURLを送る
1階にはフィアットのノベルティグッズが置かれる。右端はFGAJ広報部長のサラ・セレリさん。サラさんが着ているシャツにも注目

2階のカフェバー&レストラン
地下1階のフィアットスペース。VJブースや音響設備を備えた多目的スペースで、バーカウンターもある

 

URL
フィアット グループ オートモービルズ ジャパン株式会社
http://www.fiat-auto.co.jp/
ニュースリリース
http://www.fiat-auto.co.jp/newsrelease_20081128.html
フィアットカフェ
http://fiatcaffe.jp/

(編集部:田中真一郎)
2008年11月28日