スバルのボクサーディーゼルが新機械振興賞を受賞

ボクサーディーゼルエンジン(2008年のパリモーターショーで展示されたもの)
 スバル(富士重工業)は1月20日、同社の水平対向ディーゼルエンジンが第6回新機械振興賞の機械振興協会会長賞を受賞したと発表した。

 新機械振興賞は、財団法人機械振興協会が主催する賞で、機械工業にかかわる優秀な研究開発と実用化を表彰するもの。第6回は富士重工業のほか、JFEスチールの「厚板オンライン熱処理設備」などが受賞している。

 量産乗用車用では初の水平対向ディーゼルエンジンであること、低振動・低騒音、ガソリンエンジンと同じプラットフォームに搭載できるコンパクトさ、環境性能・動力性能ともに欧州市場の要望に応えていることなどが評価された。

 同エンジンは、高剛性、低振動という水平対向エンジンの特性を生かし、バランサーシャフトを不要とし、コンパクトに設計されたとしている。

 

URL
富士重工業株式会社
http://www.subaru.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.fhi.co.jp/contents/pdf_49925.pdf
財団法人機械振興協会
http://www.jspmi.or.jp/

(編集部:田中真一郎)
2009年1月20日