NEXCO西日本、新名神高速の甲南ICを3月20日に開通
関西地区で初めての地域活性化IC

3月20日15時開通

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は1月27日、新名神高速道路の甲南IC(インターチェンジ)を3月20日15時に開通すると発表した。

 この甲南ICは関西地区で初めての地域活性化ICとなるもので、地方公共団体が建設費用を一部負担して作られている。そのため、甲南ICについてはNEXCO西日本と滋賀県の共同発表となった。

 新名神高速は2008年に全通した高速道路で、名神高速道路の南側を走る路線。この開通により、東名高速道路豊田JCT(ジャンクション)~名神高速草津JCT間で、名神高速と比べ約34km(約20分)短縮された。

 甲南ICが作られるのはその新名神高速の甲賀土山IC~信楽IC間。これまで滋賀県甲賀市市役所~信楽IC間が21分(12km)であったのに対し、甲賀市市役所~甲南IC間では12分(7km)となり、9分の短縮が見込まれている。

 甲南IC近くには、甲賀忍術屋敷などの観光施設、甲南フロンティアパークのような開発地域もあり、それらに対するアクセスの向上も期待されている。

 

URL
西日本高速道路株式会社
http://www.w-nexco.co.jp/
ニュースリリース
http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/kansai/h21/0127/

(編集部:谷川 潔)
2009年1月27日