メルセデス・ベンツ、Gクラスの30周年記念車

2009年3月23日発売
G 550 ロング：1327万円
G 55 AMG ロング：1740万円

　メルセデス・ベンツ日本は、「Gクラス」をマイナーチェンジし、30周年記念モデルとして3月23日より発売する。価格は「G 550 ロング」が1327万円、「G 55 AMG ロング」が1740万円。

　1979年に「ゲレンデヴァーゲン」として発売された軍用車ベースのオフローダー。ラダーフレームや前後リジッドアクスルなどの基本的な車体構成やスタイリングを変えず、パワートレーンや装備を近代化して販売され続けている。

　G 550 ロングは、G 500 ロングのエンジンを5.5リッターのV型8気筒 DOHCエンジンに換装し、名称を変更した。新エンジンの最高出力は285kW（387PS）、最大トルクは530Nm（54kgm）。トランスミッションは7速AT。

　G 55 AMG ロングは、スーパーチャージャー付きV型8気筒 SOHC 5.5リッターエンジンのマネジメントシステムを変更し、最大出力を従来より7PS増の373kw（507PS）とした。トランスミッションは5速AT。

　またどちらも、フロントグリルとアルミホイールのデザインを変更したほか、フルセグ対応地上波デジタルTVとミュージックサーバー機能を備えたHDDカーナビと、これらを集中操作するインターフェース「COMANDシステム」を搭載する。