トヨタ、新型「プリウス」の燃費が世界トップの38.0km/Lに
エコカー減税で、重量税/取得税が免除に

新型プリウス

2009年4月3日発表



 トヨタ自動車は4月3日、5月中旬に発売を予定している新型ハイブリッドカー「プリウス」が、燃費性能で38.0km/Lを実現したと発表した。

 この数値は10・15モード燃費によるもので、1kmあたりのCO2排出量は61g/km。「平成22年度燃費基準+25%」を達成しており、トヨタによれば2009年3月現在で、量産ガソリン乗用車で世界トップの燃費性能だとしている。また、JC08モード燃費も32.6km/Lで、1kmあたりのCO2排出量は71g/kmとなり、「2015年度燃費基準」も達成している。

 排出ガスについては、NOxやNMHC(非メタン系炭化水素)の低減によって国内排出ガス基準の最高レベルである「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得。4月1日より施行された「エコカー減税」によって、期限付きながら自動車重量税と自動車取得税が免除されるほか、2008年4月1日から施行されている「グリーン税制」によって、自動車税も50%減税される。

(編集部:)
2009年 4月 3日