NEXCO中日本、ETCで高速道路の同一IC出入りで「0円」と表示されるトラブル
現在対応を検討中で、係員のいるレーン利用を呼びかける

2009年4月1日発表


 NEXCO中日本(中日本高速道路)は4月1日、北陸自動車道の徳光スマートIC(インターチェンジ)において一部利用者のETC料金で誤表示があったことを発表した。

 発表によれば、徳光スマートICから北陸自動車道に流入し、他の高速道路を周回したのちに徳光スマートICから流出しようとした利用者のETC料金が0円と表示され、スマートICのバーが開かなかったと言う。NEXCO中日本によれば、徳光スマートICで同一ICから出入りした場合に誤表示が発生することを確認したほか、このほかのスマートICについても調査を行っており、今後の対応を検討中としている。

 NEXCO中日本では、高速道路を周回して同一ICで出入りする利用方法が想定外だったとしており、同様の利用方法では流出時にETCレーンでバーが開かない場合があると言う。その際は、係員のいるレーンを利用するほか、スマートICでは停車場所に設置されているインターホンで係員を呼び出すよう注意喚起している。なお、通行料金については同社で確認の上、適正な料金を請求するとしている。

(編集部:)
2009年 4月 3日