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ストレートスピード100km/h超のタミヤ掛川サーキットが全天候型サーキットにリニューアルオープン
野球解説者 山本昌さんが走り初め
2016年6月13日 06:20
- 2016年6月11日 オープン
タミヤは6月11日、静岡県掛川市にある「タミヤ掛川サーキット」を全天候型のサーキットにリニューアルしてオープン。オープン当日は、RC(ラジオコントロール)カーファンで知られる野球解説者の山本昌さんがゲストとして登場、新サーキットの走り初めを行なうなど、オープングイベントが実施された。
タミヤ掛川サーキットは1996年にオープンしたRC専用サーキット。今回、2016年で20周年を迎えることから、大規模な施設の改修工事が実施された。コースレイアウトや路面舗装、操縦台を一新するとともに、オンロードコースとピットエリアをカバーする大型テントを設置して降雨を気にすることなく利用できる全天候型の施設として生まれ変わった。さらに、ファミリーでの来場にも配慮して女性用休憩スペースを新設。利用者が快適にRCカーを楽しめる環境を整えた。
サーキットの落成式には、タミヤ代表取締役会長の田宮俊作氏、掛川市長の松井三郎氏らが参加して、挨拶の言葉を述べた。
田宮氏は「新たに全天候型になり日本には珍しいサーキットになりました。掛川でサーキットをオープンして20年が経ちましたが、1番ありがたいのは今回の計画に対しても掛川市が熱心に後押ししていただきました。また、この地で大会をやりますと、近隣の愛知県にとどまらず、鳥取、福井、最近では飛行場ができて沖縄や北海道からやってきてくれました。今まで以上に努力してRCファンの方に集まっていただき、この掛川のサーキットがRCファンのメッカになるようにしていきたい」と、今後の意気込みを述べた。
一方、松井氏は「タミヤさんが掛川にあるというだけで大変な誇りで自慢でした。あらためて全天候型のサーキットが加わることで全国、世界に発信できる地になった。掛川がRCの拠点、RCファンのメッカになるように掛川市民こぞって応援をさせていただきたい。今後、多くのRCファンがこの掛川市を訪れ、新たな名所としてさらに成長させることを期待しています」と、祝辞を述べた。
6月12日には、新コースを使用したレースイベントを開催され約300名以上の人たちがエンントリー。前日となる11日は12日のレースに向けて練習走行を行う人の姿があった。