トヨタ、「プレミオ」「アリオン」をマイチェンして「Toyota Safety Sense C」採用

プレミオ F“EXパッケージ”（ホワイトパールクリスタルシャイン）

　トヨタ自動車は6月13日、「プレミオ」「アリオン」をマイナーチェンジして発売した。価格はプレミオが190万8655円～271万1782円、アリオンが189万7855円～267万5455円。

プレミオ

アリオン

アリオン A15“G-plusパッケージ”（ブラッキッシュアゲハガラスフレーク）

　マイチェンではぞれぞれに内外装のデザイン変更と安全装備の充実などを実施。外観ではヘッドライトやフロントバンパーなどのデザインを共通化。ヘッドライトは横長のシャープな形状でスポーティさを表現し、大型化したフロントアッパーグリルはシルバー加飾も使って押し出し感と高級感を演出している。また、リアコンビネーションランプは内部のランプ配置を変更して、プレミオではC字形状のグラフィックで個性化。アリオンでは奥行き感を演出する6灯ランプでスマートな高級感をイメージさせるデザインとしている。

　このほか、ボディカラーには新色の「ブラッキッシュアゲハフレーク」などを設定して全8色のラインアップとしている。

アッパーグリルは、プレミオ（左）では横桟にメッキ加飾を与えて重厚感を表現。アリオン（右）ではブロックメッシュを細かく配置してスマートさを表現している

リアコンビネーションランプのレンズ色を変更し、C字形状のランプグラフィックを採用したプレミオのリアビュー

6灯ランプとボックス状のリフレクターで奥行き感を演出するリアコンビネーションランプを採用したアリオンのリアビュー

プレミオのボディカラーバリエーション

アリオンのボディカラーバリエーション

　インテリアではメーターパネルのメーター照度コントロール機能付きのオプティトロンメーターを使い、照明色・メーター指針を白に統一して高級感を演出しつつ視認性を向上。センター部分に4.2インチカラーTFT液晶を設置して、多彩な情報を確認できるようにしている。インパネ形状もセンタークラスターからシフトレバー付近までを変更して、一体感やシャープさを表現した。

　また、ブラウンの本革シートで上質感と落ち着いた車内を演出。ファブリックシートでもシートカラーをアイボリーから明るいフラクセンに変更して、ブラックに統一したインテリアカラーとのコントラストによってメリハリのあるモダンなテイストに一新している。

　装備では、衝突回避支援パッケージの「Toyota Safety Sense C」「インテリジェントクリアランスソナー」をプレミオのFとX、アリオンのA15とA18にオプション設定、それ以外のグレードで標準装備。また、全車に「ドライブスタートコントロール」「緊急ブレーキシグナル」「ヒルスタートアシストコントロール」などの安全装備を標準装備している。

フロントウィンドウの単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせて衝突回避支援ブレーキなどを作動させる「Toyota Safety Sense C」を新採用

白いメーター指針と照明色で見やすさも追求した大型2眼メーター。中央に縦長の4.2インチカラーTFT液晶を設置している

プレミオ G“EXパッケージ”（ダークレッドマイカメタリック）

プレミオ G“EXパッケージ”のインテリア

プレミオ F“EXパッケージ”（アティチュードブラックマイカ）

プレミオ F“EXパッケージ”のインテリア

プレミオ X“Lパッケージ”（ブラッキッシュアゲハガラスフレーク）

プレミオ F“Lパッケージ”のインテリア

アリオン A20“G-plusパッケージ”（ダークシェリーマイカメタリック）

アリオン A20“G-plusパッケージ”A15“G-plusパッケージ”

アリオン A15“G-plusパッケージ”（ブラッキッシュアゲハガラスフレーク）

アリオン A15“G-plusパッケージ”A15“G-plusパッケージ”

【お詫びと訂正】記事初出時、アリオンの価格表内で一部の数値が抜けておりました。お詫びして訂正させていただきます。