ヤマハ、デザインコンセプト「05GEN」を今治市伊東豊雄ミュージアムに展示

「衣」をイメージした電動アシスト技術搭載の3輪モビリティ「05GEN」

　ヤマハ発動機は、デザインコンセプト「GEN」シリーズ第5弾となる3輪モビリティ「05GEN」、第6弾の電動4輪モビリティ「06GEN」を、7月2日に大三島 今治市伊東豊雄ミュージアム（愛媛県今治市）のリニューアルオープン内覧会で展示する。

　7月3日に予定している同ミュージアムのリニューアルオープンを記念したトークイベントにも展示予定。イベント終了後「05GEN」は同ミュージアムにて展示される。

　両モデルは同社のデザインフィロソフィー「Refined Dynamism（洗練された躍動感）」に基づいてデザインしたコンセプトモデル。今回は、建築家の伊東豊雄氏による大三島での“島づくり”の活動に賛同して、生活圏内や旅先での短い距離をゆっくりと移動する「人と人、人と場所の縁を結ぶ」モビリティとしてデザインされた。

　05GENは体を優しくくるむ「衣」をイメージした電動アシスト技術搭載の3輪モビリティ。開放感のあるルーフとコンパクトなボディにより、周りの人と触れ合える距離感を保ちつつ、乗員を軽い雨や日差しから守り、ちょっとしたおでかけをサポートする。

　06GENは、内でもなければ外でもない曖昧な空間「縁側」をイメージした電動4輪モビリティ。走行スピードがゆっくりだからこそ実現できる開放的な構造と、曲線的かつ柔らかいデザインにより、周囲に馴染み、人々を温かく招き入れ、行き先へと運ぶとしている。

「縁側」をイメージした電動4輪モビリティ「06GEN」