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スバル、「レガシィ」「エクシーガ」「フォレスター」「インプレッサ」の4車種、計10万2781台をリコール

2次エアポンプのリレーに不具合。火災が2件発生

2016年10月6日 発表

スバル、「レガシィ」「エクシーガ」「フォレスター」「インプレッサ」の4車種、計10万2781台をリコール

 スバル(富士重工業)は10月6日、排出ガス発散防止装置の2次エアポンプに不具合があるとして「レガシィ」「エクシーガ」「フォレスター」「インプレッサ」の4車種、計10万2781台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車の製作期間は、2006年4月26日~2013年9月9日。

 不具合は、排出ガス発散防止装置の2次エアポンプを制御するリレー内の接点の押付け力が不適切なため、接点オン時にアーク放電が発生し、接点が溶着され電流が流れ続けることがある。

 そのため、当該ポンプのポンプモーターが常時回転となり、2次エア配管の内圧が上昇し警告灯が点灯。そのまま使用を続けると、ポンプが高温となり樹脂部品が溶損し異臭や煙が発生、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

 不具合の件数は20件あり、火災が2件発生している。改善対策として、全車両、2次エアポンプのリレーを対策品に交換する。