ブリヂストン、摩耗寿命11％、転がり抵抗18％改善のSUV＆4×4タイヤ「DUELER A/T 001（デューラー エーティーゼロゼロワン）」

SUV＆4×4タイヤ「DUELER A/T 001（デューラー エーティーゼロゼロワン）」

　ブリヂストンは、SUV＆4×4用の新製品「DUELER A/T 001（デューラー エーティーゼロゼロワン）」を2017年2月から順次発売する。販売サイズは175/80 R15 90S～285/60 R18 116の18サイズで価格は1万5876円～4万5468円。

　DUELER A/T 694の後継製品となるこのタイヤは、オンロード、オフロードと異なる路面で求められるさまざまな性能を高い次元で両立させた「オールステージタイヤ」。

　同社の低燃費タイヤ「エコピア」シリーズでも採用している独自の材料技術「NanoPro-Tech（ナノプロ・テック）」を活用した新配合トレッドゴムを採用して、転がり抵抗をDUELER A/T 694から18％低減させ、低燃費性能を向上。トレッドパターンではセンターとショルダーのブロック幅を見直した「専用最適配置ブロック」を採用し、トレッド部の剛性を最適化したことなどにより耐摩耗性能をDUELER A/T 694比で11％向上させている。

　このほかにもトレッドパターンでは、角度を付けた主溝で浅雪や泥などの上での駆動力、直進性、コーナーリング性能などを確保する「ワインディング＆ストレートグルーブ」を設定し、ラグ溝（横溝）に高い傾斜を与えた「スティープラグ」を採用してブレーキ性能に配慮しつつ静粛性を向上。さらにショルダー部分には、段差形状の採用によってオフロードでのトラクション性能を引き上げる「新3Dバットレス」が使われている。

　これらの技術により、DUELER A/T 001は「さまざまな路面での走破性」「主にオンロードで求められる低燃費性能」「十分なトラクションを持続的に発揮するための高いライフ性能」を実現した。

（4）：4月発売予定