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ホンダ、4輪車の世界生産累計台数で1億台達成

軽トラック「T360」の生産開始から54年で達成

2016年12月22日 発表

ホンダが1963年に生産開始した軽トラック「T360」

 本田技研工業は12月22日、4輪車の世界生産累計台数が1億台を達成したと発表した。同社の4輪車生産は1963年に当時の埼玉製作所で軽トラック「T360」を生産開始し、2016年9月に1億台を達成した。

 同社は、日本メーカーとして初めて米国で乗用車生産を開始するとともに「需要のある所で生産する」という考えのもと、アジア、欧州、南米、中国など世界各地に4輪車の生産拠点を展開。現在では全世界18の国と地域にある34の4輪車生産拠点を活用し、地域間で相互補完を図れるフレキシブルな生産体制を構築した。

 本田技研工業 代表取締役社長 社長執行役員の八郷隆弘氏は「全世界のお客様に支えられ、1億台の4輪車をお届けすることができました。『人々の生活の役に立ちたい』『操る喜びを追求したい』という創業者の想いは今日までホンダのクルマづくりの原点として引き継がれています。今後も次の1億人のお客様との出会いを目指し、より魅力ある商品をお届けしてまいります」とコメントしている。

シビック・ハッチバック(英国生産)