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「トヨタ 86」と「ウルトラマン」がコラボした「M78×86」をヤフオク!で販売

ウルトラマンが納車を担当。落札金額はウルトラマン基金に寄付

2017年3月6日~12日 オークション実施

オークションスタート価格:178万6000円

「東京オートサロン2017」で初公開されたコンセプトカー「M78×86」。公開のアンベールはサプライズ登場した初代ウルトラマンが担当した

 円谷プロダクションは、クラウドファンディングサービスの「reU funding from ヤフオク!」に参加して、コンセプトカー「M78×86」のシリアルNO.0000の車両を特別出品。3月6日~12日にオークション販売を実施する。オークションのスタート価格は178万6000円。落札金額は出品に関わる実費経費を除いて「ウルトラマン基金」に全額寄付されることになっている。また、この車両をオークションで落札した場合、落札者の自宅に「ウルトラマンが車両を届ける」納車が行なわれるとのこと。

「トヨタ 86」と「ウルトラマン」がコラボレーションして製作されたM78×86

 コンセプトカーのM78×86は、昭和のウルトラマンシリーズを見て育った40代~50代のユーザー層をターゲットに、真に“カッコいい”と思えるクルマを造ろうというコンセプトで開発された車両で、1月13日~15日に実施された「東京オートサロン2017」で初公開を実施して注目を集めた。

 トヨタ自動車のスポーツカー「86」のGT“Limited”・6速MT車をベースに、クリスタルブラックシリカのボディにはオリジナルデザインのエンブレムや赤いクリア塗装を施したフェンダーやルーフのガーニッシュ類などを装備。インテリアではホワイトのPVCレザーを表皮に使ったシートやシートと同デザインのインパネ加飾、ドアトリムなどを装着して、車内で大人の雰囲気を演出している。車両の納車は6月ごろを予定。コンセプトカーのM78×86は一般販売も実施予定となっている。

フェンダーやルーフのガーニッシュ、専用ステッカーなどによって「渋いオトコの魅力」を表現した
シックな外観に対し、車内ではホワイトを多用してコントラストを強めて大人の雰囲気を演出。シート表皮のラインやパイピングなどにレッドを使ってアクセントとしている