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2017年の「静岡ホビーショー」で、タミヤは1/10 電動RCカー「タイレル P34 1976 日本GP」(仮称)発表

タイレル6輪F1模型化40周年。1/20、1/12スケールモデルも再生産

業者招待日:2017年5月11日~12日

一般公開日:2017年5月13日~14日

入場無料

1/20「タイレル P34 1976 日本GP」。カウルに「たいれる」「しえくたあ」と入るなど、1976年のF1日本グランプリを走ったマシンを再現している

 2017年の「静岡ホビーショー」は、ツインメッセ静岡(静岡県静岡市)で5月11日~14日(業者招待日:5月11日~12日、一般公開日:5月13日~14日)に開催される。

 すでにタミヤは、6輪F1マシン「タイレル P34」の実車展示を同社ブース内で行なうことを発表しているが、この6輪F1マシン「タイレル P34」の模型化40周年を記念して、スケールモデルである1/20「タイレル P34 1976 日本GP」(税別4000円)、1/12「タイレル P34 シックスホイーラー」(税別1万2800円)を再生産。さらに、1/10 電動RCカー「タイレル P34 1976 日本GP(仮称)」を7月にリニューアル発売(税別2万3800円)することも発表した。

 とくに1/10 電動RCカーについては、オリジナルの1/10 RCカー「タイレル P34」は1977年に独自アルミシャシーで発売。その後、F1用の「F103シャーシ」をモディファイする形で「タイレル P34 1976 日本GP」「タイレルP34 1977 モナコGP」が限定発売されてきている。今回発表されたリニューアル版は、スポンジタイヤをはじめTRFダンパーなどのオプションパーツを標準装着しているという。

 タミヤと「タイレル P34」のつながりは深く、1/20シリーズの最初のモデルが「タイレル P34」。F1のRCカーも「タイレル P34」が最初の製品となる。タミヤ 代表取締役会長 田宮俊作氏は2009年のモデラーズギャラリーで「田宮会長の取材紀行」という講演を行なっており、そこで「タイレル P34」の模型化のエピソードを語っている(関連記事:「タミヤ会長、F1取材の裏話などを語る」)。

 実車とともに展示される3つの「タイレル P34」。2017年の「静岡ホビーショー」は、スケールモデルやRCカーと世界的にも数少ない実車を見比べられるよい機会になるだろう。