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TOYOTA GAZOO Racing、ル・マン24時間参戦の「TS050 HYBRID 7号車」ドライバーを可夢偉/コンウェイ/サラザンに変更
2016年の表彰台獲得メンバー3名で再び挑戦
2017年5月17日 14:11
- 2017年5月16日 発表
TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ自動車)は5月16日、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レース(6月17日~18日開催)におけるドライバー編成の変更を発表した。
当初予定していたメンバーに変更があり、TS050 HYBRID 7号車は、小林可夢偉選手、マイク・コンウェイ選手、ステファン・サラザン選手がステアリングを握る。これにより2016年のル・マン24時間レースで2位表彰台を獲得した3人の組み合わせで、再びル・マンに挑戦することになる。
これは、当初予定していたメンバーのホセ・マリア・ロペス選手が開幕戦シルバーストーンにおける負傷により第2戦スパを欠場するなど、ル・マンへ向けての充分な走行経験を積むことが出来なかった状況を考慮したもの。
TS050 HYBRID 8号車のドライバーは中嶋一貴選手、セバスチャン・ブエミ選手、アンソニー・デビッドソン選手の3名で変更なし。TS050 HYBRID 9号車のドライバーは国本雄資選手、ニコラス・ラピエール選手、ホセ・マリア・ロペス選手となる。
TOYOTA GAZOO Racing代表の佐藤俊男氏は「ホセ・マリアの開幕戦での負傷、第2戦欠場という結果を受けて、ここ数週間で状況が変わりました。彼は残念ながら今年、WECで僅かな周回しかレースを戦っていません。そのため、我々はドライバーラインナップの変更を検討いたしました。ステファンが7号車のドライバーとして加わることで、必ず勝利を争ってくれると確信しています。ホセ・マリアは雄資同様に今年のル・マンで、コースやイベントなど、多くのことを学ぶでしょう。そしてそれは将来へ向けての貴重なステップとなることでしょう」とコメントしている。