ニュース

スズキ、“スイフトセダン”新型「ディザイア」をインドで発売

新型スイフトと共通の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」採用

2017年5月16日(現地時間) 発売

インドで発売されたコンパクトセダンの新型「ディザイア」

 スズキのインド子会社マルチ・スズキは5月16日(現地時間)、全面改良したコンパクトセダンの新型「ディザイア」をインド国内で発売した。

 新型ディザイアは「スイフト」のセダンタイプで、ボディサイズは3995×1735mm×1515mm(全長×全幅×全高)。最高出力61kW/6000rpm、最大トルク113Nm/4200rpmを発生する1.2リッターのガソリンエンジンと、最高出力55kW/4000rpm、最大トルク190Nm/2000rpmを発生する1.3リッターのディーゼルエンジンを用意して、それぞれに5速MTと5速AGS(5速AMT)を設定している。

 プラットフォームは、2017年から日本や欧州などで販売しているスイフトと共通の「HEARTECT(ハーテクト)」を採用して、軽量かつ高剛性のボディで優れた走行性能と低燃費を両立。室内はセダンとしての使い勝手を高めるため、後席の足下スペースを広くとり、ゆとりあるトランクスペースを確保している。

 ディザイアはインド国内でエントリー層やステップアップユーザー向けとして2008年3月に販売を開始。これまでに累計約140万台の販売を記録していて、今後はインド周辺国や中近東、アフリカ、中南米市場への輸出も行なわれる。