鈴鹿8耐、ケニー・ロバーツ氏の来場が決定。「TECH21 FZR750」（1985年）でデモラン

今年の鈴鹿8耐でケニー・ロバーツ氏が「TECH21 FZR750」（1985年）を駆ってデモラン

キング・ケニー”ことケニー・ロバーツ氏

　モビリティランドは5月30日、鈴鹿サーキット（三重県鈴鹿市）で7月27日～30日に行なわれる国内最大級のバイクイベント「2016-2017 FIM世界耐久選手権最終戦”コカ･コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会」に、“キング・ケニー”ことケニー・ロバーツ氏が来場することを発表した。

　ケニー・ロバーツ氏は1978年にYAMAHAのワークスライダーとしてWGP（ロードレース世界選手権）に参戦し、その年から3年連続でチャンピオンを獲得。鈴鹿8耐には1985年～1986年に参戦し、1985年の鈴鹿8耐では当時の全日本ロードレースチャンピオン・平忠彦氏とペアで出場した。

　今回、そのケニー・ロバーツ氏が7月29日に行なわれる前夜祭でウェス・クーリー氏、グレーム・クロスビー氏、加賀山就臣氏（予定）らとともに国際レーシングコース東コースでのデモランを実施することが決定した。マシンは「TECH21 FZR750」（1985年）。

　また、鈴鹿8耐の期間中にGPスクエアで行なわれる展示イベント「8耐ヒストリー“メガ”ミュージアム」では、新たにケビン・シュワンツ氏らが鈴鹿8耐で駆ったヨシムラのマシンが加わることも合わせて発表された。

「8耐ヒストリー“メガ”ミュージアム」は、第1回大会の1978年から2016年の出場車両まで、メーカー・チーム問わず国内に存在し、展示できる車両ほぼすべてを8耐会場に集める大規模な展示イベント。今回決まった8台を含め、現時点で38台の車両展示を予定している。

「8耐ヒストリー“メガ”ミュージアム」に加わるマシン

1978年 ヨシムラGS1000（1978年鈴鹿8耐第1回優勝車レプリカ仕様）
1980年 ヨシムラR＆D GS1000R
1986年 チームヨシムラモチュールGSX-R750
1987年 ヨシムラスズキOLIO FIAT GSX-R750
1992年 ヨシムラスズキGP-1プラスGSX-R750
2000年 ヨシムラスズキGP1DAXIM GSX1300R隼
2007年 ヨシムラスズキwith JOMO 34 GSX-R1000
2009年 ヨシムラスズキwith JOMO GSX-R1000