ニュース

伊ランボルギーニ、ジャンパオロ・ダラーラ氏の所有する「ミウラ P400」をレストア

英国「サロン・プリヴェ」でクラス最優秀賞を受賞

2017年9月1日(現地時間) 発表

ジャンパオロ・ダラーラ氏の所有の「ミウラ P400」

 伊ランボルギーニは9月1日(現地時間)、同社のランボルギーニ・ポロストリコでレストアされたジャンパオロ・ダラーラ氏の所有の「ミウラ P400」が、英国「サロン・プリヴェ」でクラス最優秀賞を受賞したと発表した。

 ダラーラ氏が所有するシャシーナンバー3165のミウラは、サロン・プリヴェのチャブ・インシュアランス・コンクール・デレガンス「エボリューション・オブ・ザ・スーパーカー・ピンナップス」部門において、エントリーした9台の中で最優秀賞を受賞した。

 ダラーラ氏は1963年から1969年までランボルギーニのテクニカルディレクターを務め、パオロ・スタンツァーニ氏とデザイナーのマルチェロ・ガンディーニ氏とともに「ミウラの父」として知られる。

 ダラーラ氏はこのミウラを2016年に入手。白の外装と黒の内装のフルレストアをランボルギーニ・ポロストリコに託し、14カ月後、3000時間近い作業の末に7月にダラーラ氏に届けられた。

 最優秀賞の受賞について、ダラーラ氏は「このクルマは、私の人生の素晴らしい瞬間を象徴しており、つながりを強く感じています。本来の状態に復元でき、最初のコンクールで受賞できたのは、ミウラがわたしたちの中、さらに自動車の歴史の中でも、特別な位置を占めていることを再認識する出来事であると思います」とコメントしている。

サロン・プリヴェのチャブ・インシュアランス・コンクール・デレガンス「エボリューション・オブ・ザ・スーパーカー・ピンナップス」部門で最優秀賞を受賞