ニュース

ホンダ、「ステップワゴン」「N-BOX+」などテールゲートが突然降下のおそれ。計59万3815台で改善対策

対象車の製作期間は2009年9月21日~2018年9月20日

2018年11月15日 発表

テールゲートオープンステー取付用ボールスタッドの不具合

 本田技研工業は11月15日、テールゲートが突然降下するおそれがあるとして「ステップワゴン」「N-BOX+」など計59万3815台の改善対策を国土交通省に届け出た。対象車の製作期間は2009年9月21日~2018年9月20日。

 対象車両では、テールゲートオープンステー取付用ボールスタッド、テールゲートオープンステーボールジョイントに不具合があり、テールゲートが突然降下するおそれがある。

テールゲートオープンステーボールジョイントの不具合

 テールゲートオープンステーボールジョイントの不具合については、人身事故が2件発生している。

 改善対策として、テールゲートオープンステー取付用ボールスタッドの不具合については、全車両、ボールスタッドの締め付けトルクを点検し、緩みのあるものは新品のボールスタッドと交換して新たに設定したトルクで締め付ける。緩みのないものは、当該ボールスタッドを新たに設定したトルクで締め付ける。一部の車両においては、緩みのあるものは、新品のボールスタッドに緩み防止剤を塗布し、新たに設定したトルクで締め付ける。緩みのないものは、当該ボールスタッドに緩み防止剤を塗布し、新たに設定したトルクで締め付ける。

 テールゲートオープンステーボールジョイントの不具合については、全車両、テールゲートオープンステーのボールジョイントに外れ防止カバーを追加する。