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スズキ、「アルト」一部仕様変更。歩行者を検知可能な前方衝突被害軽減ブレーキ採用

「アルト ワークス」の5速AGS車に「デュアルセンサーブレーキサポート」標準装備

2018年12月13日 発売

アルト:84万7800円~126万6840円

アルト ワークス:150万9840円~165万5640円

「アルト X」(ディスチャージヘッドライト装着車)

 スズキは12月13日、軽乗用車「アルト」「アルト ワークス」を一部仕様変更して発売した。価格はアルトが84万7800円~126万6840円、アルト ワークスが150万9840円~165万5640円。なお、アルト バンは仕様変更を行なっていない。

 今回の仕様変更では、「ターボRS」グレードを廃止して、派生グレードは「アルト ワークス」のみに一本化。年々高まっているユーザーの安全性に対するニーズに応えるため、スズキの予防安全技術「SUZUKI Safety Support」の機能を大幅に強化した。

グレードエンジン変速機駆動方式価格
F(SUZUKI Safety Support非装着車)直列3気筒DOHC 0.66リッター5速MT2WD(FF)847,800円
4WD953,640円
直列3気筒DOHC 0.66リッター VVT5速AGS(5速AMT)2WD(FF)847,800円
4WD953,640円
F(SUZUKI Safety Support装着車)2WD(FF)907,200円
4WD1,013,040円
L(SUZUKI Safety Support非装着車)CVT2WD(FF)894,240円
4WD1,000,080円
L(SUZUKI Safety Support装着車)2WD(FF)953,640円
4WD1,059,480円
S2WD(FF)1,061,640円
4WD1,162,080円
X2WD(FF)1,171,800円
4WD1,266,840円
ワークス直列3気筒DOHC 0.66リッター VVT ターボ5速MT2WD(FF)1,509,840円
4WD1,617,840円
5速AGS(5速AMT)2WD(FF)1,547,640円
4WD1,655,640円

 アルトの一部仕様変更では、安全機能を大幅強化。単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせた前方衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」の作動範囲をこれまでの約5km/h~30km/h以下から、約5km/h~100km/h以下に変更するとともに歩行者も検知可能とした。加えて、新型スペーシアから採用している「後退時ブレーキサポート」のほか、これまで前方のみだった「誤発進抑制機能」を後方にも拡大。「車線逸脱警報機能」「ふらつき警報機能」「ハイビームアシスト」「先行車発進お知らせ機能」なども新たに採用した。

 これにより、経済産業省や国土交通省などが推進する安全運転サポート車のうち、高齢運転者にとくに推奨する「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」に該当した。

スズキの予防安全技術「SUZUKI Safety Support」の機能を大幅に強化。前方衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」の機能を向上させたほか、「後退時ブレーキサポート」「誤発進抑制機能(前方・後方)」「車線逸脱警報機能」「ふらつき警報機能」「ハイビームアシスト」「先行車発進お知らせ機能」など機能を充実

 インテリアでは、シート表皮を従来のライトブルーから落ち着きのあるネイビーに、インパネとドアトリムのガーニッシュ色を従来のアイボリーから明るさを抑えたグレージュにそれぞれ変更。エアコンのルーバーもこれまでのアイボリーではなくブラックのものを採用して、より落ち着きのある室内空間とした。

インテリアでは、インパネとドアトリムのガーニッシュ色やシート表皮色などを変更

 そのほかにも、「S」「X」グレードにディスチャージヘッドライトを新たにオプション設定したほか、これまでXグレードに設定していたボディカラーの「ミディアムグレー2トーンバックドア」を廃止した。

アルト X。ボディカラーは「ピュアレッド」
15インチアルミホイールを装着し、165/55 R15サイズのタイヤを組み合わせる

 アルト ワークスの一部仕様変更では、5速AGS車にデュアルセンサーブレーキサポート、後退時ブレーキサポート、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなどを新採用。

 ボディカラーの「ピュアレッド」を廃止して、新たに鮮やかな「ブリスクブルーメタリック」を採用した。

アルト ワークス(ブリスクブルーメタリック)