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マツダ、社内レストアプロジェクトで赤い「ファミリア」復元

2019年4月11日 公開

レストアされた赤いファミリアXGをマツダ代表取締役会長 小飼雅道氏と同代表取締役 丸本明氏がドライブ

 マツダは、5代目「ファミリア」を復元した社内レストアプロジェクトの様子をマツダ公式ブログで紹介している。同ブログではレストアされた赤いファミリアXGをマツダ代表取締役会長 小飼雅道氏と同代表取締役 丸本明氏がドライブする写真が公開された。

 レストアのベースとなったのは、5代目ファミリアの3ドアハッチバックで約25万kmを走行して社内に長年保管されていた車両。約10か月かけて行なわれた車両の修復作業の様子や、3月26日に広島のマツダ本社構内で行なわれた完成お披露目会の様子などを伝えている。

レストアのベースとなったクルマは、約25万kmを走行し、マツダ社内に長年保管されていた車両
修復され再塗装されたボディ
ファミリアのレストアプロジェクトには社内から16名のメンバーが参加。新たな部品製作や代替部品のアドバイスなどで取引先約60社も協力。また、広島市近郊の工業科を持つ高校や工業専門学校の生徒もレストア作業体験に参加したという
2018年11月に組み付け前の板金塗装を終えたボディの展示、エンジン組立作業などを社内向けに発表
レストアでピカピカとなったエンジンルーム
エアクリーナーカバーの裏にはレストアに関わったメンバーや参加した高校生のサインも
レストアしたファミリアを広島本社でアンベール

 マツダでは2015年に社内公募制の有志メンバーによる歴代名車のレストアを行なうプロジェクトをスタート。第1弾で「コスモスポーツ」、第2弾で「R360クーペ」、第3弾で「ルーチェロータリークーペ」を完成させてきた。これらのレストアプロジェクトのようすも公式ブログで公開されている。第5弾のレストアは3輪トラックになると予告している。

2019年3月の完成お披露目会の記念写真