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ホンダ、2モーターハイブリッド i-MMD搭載の新型「フィット」を東京モーターショー 2019で世界初公開

事業説明会で八郷隆弘社長が明言

2019年5月8日 発表

新型「フィット」を東京モーターショー 2019で世界初公開すると語った本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘氏

 本田技研工業は5月8日、東京 青山の本社で2018年度の決算説明会を実施。この冒頭に行なわれた事業方針説明会の中で、本田技研工業 代表取締役社長 八郷隆弘氏が「新たに開発した小型車向けi-MMDを搭載する新型『フィット』を世界初公開する」と発言した。

 八郷社長は今後の4輪事業の体制強化に向けた「4輪車電動化の方向性」として、燃費の向上を目的とした電動化についてはハイブリッドが主流になると語り、このために2モーターハイブリッドシステムのi-MMDをホンダ車のラインアップ全体に広げていくとの方針を示し、このためi-MMDで新たに小型車向けのシステムを開発。この「小型i-MMD」を、10月に東京都江東区で開催される「第46回東京モーターショー 2019」で世界初公開する予定の新型フィットで採用するとした。

 これによってi-MMDのスケールメリットが拡大し、i-MMDのシステムコストが2022年までに2018年比で25%削減できるとしている。

事業方針説明 および 2018年度決算説明会(1時間29分14秒)