ニュース

レッドブル・エアレースが2019年シーズンで終了。シーズンランキング首位の室屋選手がコメント

2019年5月30日 発表

 レッドブルは5月29日(現地時間)、「レッドブル・エアレース ワールドチャンピオンシップ」を2019年シーズン限りで終了することを決定。今後開催を予定しているレースは6月15日~16日のカザン(ロシア)、7月13日~14日のバラトン湖(ハンガリー)、9月7日~8日の千葉の3戦で、最終戦となる千葉がレッドブル・エアレースの見納めとなる。

 5月30日には今回の発表を受けて、千葉大会を主催するレッドブル・エアレース・実行委員会と、2017年のワールドチャンピオンで、現在シーズンランキング首位の室屋義秀選手がコメントを発表した。

 レッドブル・エアレース・ジャパン実行委員会は、「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップのなかでも千葉大会は最大規模の動員数を誇り、多くのモータースポーツファンの興味関心を惹きつける一大イベントです。千葉大会にはさらなる可能性があったため今回の発表は非常に残念です。レッドブル・エアレース最後のレースが有終の美を飾れるようにレッドブル・エアレース・ジャパン実行委員会は邁進してまいります。皆さまぜひ千葉大会にお越し下さい」とコメント。

 2008年にアジア人初のレッドブル・エアレース・パイロットに抜擢され、2016年にはレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップの千葉大会で初優勝を果たした室屋選手は「今シーズンは全4戦に変更となったので、チャンピオンシップの年間戦略を修正しながら、現在のリーディングポジションを維持できるよう全力を尽くしていきます。9月までの短期決戦となりましたので、他のことは考えず100%レースに集中していきます。スポーツ選手とは、設定されたルールや与えられた条件の中において、その能力の限界に挑戦する存在だと考えます。その挑戦の過程により、新たな未来が創造されていくと考えています」とコメントしている。

室屋義秀選手(写真はレッドブル・エアレース千葉2018のもの)

 なお、最終戦となる千葉大会のチケットは、各プレイガイドにて先行販売中。一般チケットは6月1日に発売となる。詳しくはレッドブル・エアレース千葉2019特設サイトを参照いただきたい。