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ホンダ、新型EV「Honda e」プロトタイプの走行ムービー公開

50:50の重量配分で実現する走行性能を披露

2019年7月2日(現地時間) 公開

新型EV(電気自動車)「Honda e」プロトタイプ

 本田技研工業は7月2日(現地時間)、欧州公式サイトにおいて新型EV(電気自動車)「Honda e(ホンダ イー)」プロトタイプの走行動画を公開した。

 Honda eは、最高出力約110kW(150PS)、最大トルク300Nmを発生する電気モーターと35.5kWhのバッテリーを搭載して、EV走行距離はWLTPモードで200km以上を実現するという。

ホンダの新型EV「Honda e」プロトタイプの走行動画

 新開発となる後輪駆動のEV専用プラットフォームを採用してバッテリーを床下に配置するなど、車両の重心を地面から約50cmと低く抑えるとともに、50:50の重量配分を実現させたという。

新型EV(電気自動車)「Honda e」プロトタイプ
新型EV(電気自動車)「Honda e」プロトタイプ
新型EV(電気自動車)「Honda e」プロトタイプ

 公開された動画を見ると、Honda eに装着された電子ミラー「サイドカメラミラーシステム」などエクステリアの特徴を示すとともに、大型ディスプレイが採用されたインテリアの様子を紹介している。

 また、最小回転半径は4.3mとのスペックも公開されており、走行シーンでは、コンパクトなボディや短いオーバーハングによって実現する取りまわしのよさを強調した。

 なお、Honda eの生産モデルは2019年後半に発表予定としている。

EV走行距離はWLTPモードで200km以上。ドアミラーの役割を果たす「サイドカメラミラーシステム」を採用した