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ホンダ、「HondaJet」が小型ジェット機としてデリバリー数世界1位

2017年と2018年に続き2019年上半期でも世界1位を達成

2019年8月9日(現地時間) 発表

「HondaJet Elite」

 本田技研工業の航空機事業子会社HACI(ホンダ エアクラフト カンパニー)は8月9日(現地時間)、ビジネスジェット「HondaJet」の2019年上半期(1月~6月)のデリバリー数が17機となり、小型ジェット機カテゴリーにおいて、2017年と2018年に続き世界第1位を達成したと発表した。

 2019年上半期は、HACI本社で「HondaJet Elite(エリート)」の主翼の組み立て、および各種スペアパーツなどを格納する新ハンガーの建設を開始。また、直近では8月5日(現地時間)に中国における型式証明を取得している。

 HondaJet Eliteは、ホンダ独自の開発技術によりクラス最高水準の最高速度、最大運用高度、航続距離、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現した小型ビジネスジェット機。HondaJetは現在、北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、インド、中東、および日本で販売されており、世界中で130機以上が運用されているという。

 今回の発表に伴ってHACI取締役社長 藤野道格氏は、「2017年と2018年に続き、2019年上半期も世界No.1デリバリーを達成でき、大変うれしく思います。今回のマイルストーンは、HondaJetの先進技術や洗練されたデザインだけでなく、お客様への最高レベルのサービスのご提供によって達成されたものだと考えています。今後も、Hondaとしてビジネスジェット業界に新価値を創造していきたいと思います」とコメントしている。