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バイクの魅力を伝えに小池百合子東京都知事も登場した「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY」
東京モーターショーではバイクの魅力を存分に発信
2019年8月20日 06:00
- 2019年8月19日 開催
日本自動車工業会と日本二輪車普及安全協会は8月19日、交通安全とバイクの魅力を伝えるイベント「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY」を開催。会場となった東京 世田谷の「二子玉川ライズ ガレリア広場」には、国内4メーカーの2輪車の展示のほか、バイクの魅力を伝えるために吉本興業のバイク好き芸人やタレントの大原優乃さんらが登場。さらに小池百合子東京都知事も訪れてバイクの魅力を話した。
会場で行なわれたイベントでは、大原さんにバイクの魅力を伝えるために、よしもとバイク好き芸人として、レイザーラモン RGさん、チュートリアル 福田さん、バッファロー吾郎 竹若さん、とろサーモン 村田さんが登場。バイクのある生活を紹介するトークを展開して、バイクが持つ魅力を伝えた。
また、交通安全に関してはプロテクター装着を呼びかける展示のほか、「生カチャ」と題したヘルメットのあごひも適正着用の呼びかけステージイベントも実施して、大原さんが来場者のヘルメットのあごひもを締めていった。そのほかにも、警視庁・クイーンスターズによる交通安全ステージなどの企画が展開された。
スペシャルゲストとして小池百合子東京都知事が登場
会場にはスペシャルゲストとして、キャスター時代にはバイクで通勤していたという小池都知事が登場。ステージ上では映画「イージー・ライダー」に出演したピーター・フォンダ氏について触れるとともに、バイク用駐輪場の整備に対する東京都の取り組みをアピールした。
バイクを安全に楽しむためのアドバイスを聞かれた小池都知事は「今こうやってヘルメットを持っておりますけれども、身の安全を守る上で一番大切な頭を守るヘルメットは、欠かせないバイクとセットになっているかと思います」と述べ「先日、イージー・ライダーのピーター・フォンダさんが亡くなって、当時の映画の写真でかっこいいバイクにまたがるピーター・フォンダさんを懐かしく思ったのですが、あのころはまだヘルメットが義務付けられていなかったのでしょうかね、そういう意味では昔の写真だなと感じさせてくれました。これからはヘルメットをかぶって、かっこよいライダーとして、皆さまには安全に気遣っていただきたいと思います」などと話した。
無事に家まで帰ってくるところまでがツーリング
同イベントは、1989年に政府が2輪車の交通事故撲滅を目的として制定した「バイクの日（8月19日）」に、2輪車ユーザーをはじめ広く一般の人へ、交通安全意識の啓発とバイクの日の社会的認知の向上を図るとともに、バイクの楽しさ・魅力を感じてもらうために開催しているもの。
開会式で挨拶をした、日本自動車工業会 二輪車特別委員会 委員長でヤマハ発動機 代表取締役社長 社長執行役員の日高祥博氏は、「7月から9月は夏ということで、ライダーの皆さんはツーリングシーズン真っ只中ということですけれども、私も1人のライダーでございまして、もう自分の愛車にまたがって愛車と一体となって風を切って走る爽快感がたまらないんです。でも、やはりツーリングというのは無事に家まで帰ってくるところまででツーリングです」などと、交通マナーを守って安全にライディングを楽しむことを強調。
また、バイクに関する最近の事情について、日高氏は「日本もここ数年、軽二輪、自動二輪の需要が戻ってきていて、若いライダーの方も少しずつライダー仲間に入って来てくれています。最近の若いライダーは結構マナーがいいんですね。一緒に走っていると最近の人たちは本当にマナーがよく、交通ルールを守って走ってるなぁと。で、日本にもだんだんヨーロッパに負けないくらいのカッコいいライダーの文化が根付いてきてるなあと最近感じてます」と感想を話すとともに「ただ、油断が禁物です。今日はこのステージで警視庁による交通安全ステージが予定されておりますので、ライダーの皆さんは今一度“交通安全を再確認する”そういったきっかけにしていただけたらなと思います」と話した。
同イベントの開会を宣言した日本自動車工業会 副会長で本田技研工業 取締役会長の神子柴寿昭氏は「このイベントが交通安全の意識を一層高める機会になると同時に、1人でも多くの方々がバイクの魅力を感じ、ファンになっていただけることを祈念して、ここに2019年 バイクの日 HAVE A BIKE DAYの開会を宣言いたします」と述べるとともに、秋に開催する東京モーターショーをアピールした。
神子柴氏は「自工会ではこの秋に東京ビッグサイトで第46回東京モーターショーを開催いたします。今年はオープンフューチャーをテーマにクルマ、バイクのワクワクドキドキ、これからの未来暮らし、未来の街まで領域を広げて、未来のモビリティ社会を提案いたします。4輪のみならず、バイクの魅力を存分に世界に発信しますので、ぜひ皆さまも会場に足を運んでいただければと思います」と話した。
