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ホンダ、東京モーターショー 2019で新型「フィット」世界初公開。2モーターハイブリッド搭載
2輪ではスーパーカブベースのコンセプトモデル「CT125」公開
2019年9月26日 11:00
- 2019年9月26日 発表
本田技研工業は9月26日、第46回東京モーターショー 2019（プレスデー：10月23日～24日、一般公開日：10月25日～11月4日）の出展概要を発表した。
今回のホンダブースは「自分を、もっともっと連れ出すんだ。」をメインコンセプトに掲げ、2輪車では3台のワールドプレミアと4台のジャパンプレミア、4輪車では1台のワールドプレミアと2台のジャパンプレミア、ライフクリエーションでは1台のワールドプレミアを行なう。
ブースでは可動式の大型スクリーンを用意し、ホンダの製品やサービスを視覚・聴覚で体感できるような臨場感のある映像を投影するほか、家族全員で楽しめるさまざまな体験型企画を用意する。
4輪車では新型「フィット」を世界初公開
4輪車では、フルモデルチェンジを控える新型「フィット」を世界初公開する。4代目となる新型フィットは、独自のセンタータンクレイアウトによる広い室内空間、多彩なシートアレンジなどを継承し、ハイブリッドモデルではより小型になった2モーターハイブリッドシステムを搭載。「従来の使い勝手の良さはそのままに、乗った人が“心地よい”と感じるような、日常をさらに豊かにするクルマとして生まれ変わります」としている。
また、北米市場などで導入され、日本では2020年初めに発売予定の新型「アコード」、9月のフランクフルトモーターショーで量産モデルが発表された後輪駆動モデルの新型EV（電気自動車）「Honda e」をジャパンプレミア。加えて、10月18日に発売予定の新型「フリード」（市販車）やスーパースポーツモデル「NSX」、軽自動車「N-BOX」シリーズといった市販車の展示も行なわれる。
2輪車ではスーパーカブベースのコンセプトモデル「CT125」を世界初公開
2輪車では、スーパーカブシリーズのコンセプトモデルである「CT125」を世界初公開。かつての“CT”のコンセプトを受け継いだモデルで、スチール製フロントフェンダーやアップマフラー、幅広大型キャリア、ハイマウント吸気ダクト＆サイドエアクリーナーなどを備えながら、シンプルでほかにないスタイリングを実現したという。
また、ビジネス用の電動コミューター「BENLY e：」「GYRO e：」の2モデルも世界初公開する。ガソリンエンジンモデルで培った優れた積載性や耐久性、さまざまな場面で取りまわしに優れるボディサイズ、配達ボックスの装着を考慮した広く平らなリアデッキなど、業務用車両に求められる商品力はそのままに、電動化によって環境性能と静粛性を高めたとのこと。
さらに「True Adventure」のコンセプトを継承しながら新設計のフレーム、1100cc化したエンジン、6軸IMU（慣性計測装置）から得られる車体姿勢情報を活用し、ライダーの運転をサポートする電子制御システムや、タッチパネル式の液晶メーターなどを採用した「CFR1100L Africa Twin Dual Clutch Transmission」、走行状況に応じて減衰力を調整するショーワ製電子制御サスペンションを採用する「CFR1100L Africa Twin Adventure Sports ES」をジャパンプレミア。いずれも市販予定車として出展する。
そのほか、市街地から郊外の荒れた路面まで走行可能なサスペンション、タイヤ、ライディングポジションを採用するとともに、タフでアクティブなアドベンチャースタイリングを追求した「ADV150」（市販予定車）もジャパンプレミアする。同モデルでは2段階可変スクリーンやスマートキーシステムなどの採用によって日常シーンでの使い勝手のよさや快適性も追及したという。
オーディオ機器への高品質な電力供給に特化した「LiB-AID E500 for Music」
なお、東京モーターショー会場では本格オーディオ機器への高品質な電力供給に特化した「LiB-AID E500 for Music」を世界初公開する。
筐体内部に電磁波シールド塗装を施し、コンセントパネルや内部の配線ケーブルにはオーディオ機器に適した素材を採用するなど、音質の改善にこだわって開発されたモデル。オーディオシステムのプレイヤーやプリアンプなどに対する電力供給を想定しているとのこと。
