ヤマハ、ロングセラーバイク「SEROW250」の最終モデル

老若男女を問わず、多くのクロスカントリー愛好家に乗り継がれてきた伝統あるSEROW（セロー）の最終モデルとなる

　ヤマハ発動機は、空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ・単気筒・249cm ³ エンジンを搭載したマウンテントレール「SEROW250 FINAL EDITION」を2020年1月15日より発売する。また、国内向けのSEROW250は、このモデルで生産終了となる。価格は58万8500円。

　SEROWシリーズは「マシンを操る楽しさ」と「より深く自然の中に入り込める機能」を追求した新しいカテゴリーのモデルとして1985年に発売。“二輪二足”をキーワードに、優れた足つき性と素直なハンドリングに、扱いやすいエンジンが調和した乗りやすさが、「マウンテントレール」という独自の世界観を生み、初心者から熟練のライダーまで幅広いユーザーから支持されている。

パープリッシュホワイトソリッド1（ホワイト/レッド）

パープリッシュホワイトソリッド1（ホワイト/グリーン）

　SEROW250 FINAL EDITIONは、1985年に発売された初代モデルを彷彿させる2種類のカラーリングを設定し、懐かしさを感じながらも現代風にアレンジされたSEROWらしいグラフィックが施される。さらに、カラーフレームや燃料タンク上には「FINAL EDITION」のエンブレムがあしらわれ、歴史あるモデルのファイナルに相応しい上質さや特別感を強調する。