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レクサス、グランドツーリングセダン「GS」を8月で生産終了。特別仕様車“Eternal Touring”発売

2020年4月23日 発表

GS350 特別仕様車“Eternal Touring”(グラファイトブラックガラスフレーク)

 レクサス(トヨタ自動車)は4月23日、グランドツーリングセダン「GS」の生産を2020年8月で終了すると発表。生産終了に伴い、GSの特別仕様車“Eternal Touring”を6月1日に発売する。価格は710万円~900万円。

 GSは、1993年の初代モデル発売以降、4世代生産されたグランドツーリングセダン。日本国内においては、2005年のレクサス開業に伴い、3代目から販売されていた。

 生産終了に伴い発売される特別仕様車の“Eternal Touring”は「GS450h」「350」「300h」「300“F SPORT”」をベースに、レクサスの走りの象徴である“F”から継承したアイテムを採用。

 エクステリアではスピンドルグリルやアルミホイール、ドアミラーやリアスポイラーなどにブラックの配色を施し、GS450hとGS350 2WDの“Eternal Touring”にはオレンジブレーキキャリパーを採用するなど、力強い走りを想起させる精悍なスタイリングとした。

スピンドルグリル(メッシュタイプ/特別仕様車専用グロスブラック)/フレーム(特別仕様車専用漆黒メッキ)
フロント235/40R19+リア265/35R19タイヤ&アルミホイール(特別仕様車専用ブラック塗装+ブラックナット)/フロントバンパーサイドベゼル(特別仕様車専用グロスブラック)
特別仕様車専用オレンジブレーキキャリパー(フロント・リア/フロントLEXUSロゴ入り)
ドアミラー(特別仕様車専用ブラック塗装)
リアスポイラー(特別仕様車専用ブラック塗装)/ラゲージドアガーニッシュ(特別仕様車専用漆黒メッキ)

 インテリアでは、GS Fで採用するアルカンターラ表皮やカーボンオーナメントパネルを採用したほか、ドアトリムやメーターフードなどにはブラックの内装色に映えるレッドステッチを施し、さらにドアトリムとステアリングの一部にもフレアレッドの表皮を配したしたことで、上質さとスポーティさを際立たせた。

インテリアカラー(特別仕様車専用ブラック&フレアレッド)
特別仕様車専用アルカンターラ表皮・レッドステッチ

 レクサス・インターナショナル プレジデントの佐藤恒治氏は「4代目GSは、マスタードライバー豊田章男の『自分達が心から楽しいと思うレクサスの走りをつくり込んで、お客さまにお届けしたい』という強い思いの下に生まれました。それゆえにレクサスの新しいチャプターを切り開くモデルとして、クルマ作りの変革にも大きく貢献しました。特別仕様車の“Eternal Touring”という名は、グローバル27年間にわたるお客さまのご愛顧への感謝とともに、GSが生産終了した後も、レクサスがこれまで創り上げてきたグランドツーリングへのこだわりを継承し続けていくという思いを込めたものです。これからもレクサスはクルマがもたらす楽しさ・喜びを提供し続けるべく、弛まぬ進化を目指してまいります」とコメントしている。

ガソリンモデルエンジン変速機駆動方式価格
GS350 特別仕様車“Eternal Touring”V型6気筒 3.5リッター8速AT2WD(FR)8,000,000円
6速AT4WD8,000,000円
GS300 特別仕様車“Eternal Touring”直列4気筒 2.0リッターターボ8速AT2WD(FR)7,100,000円
ハイブリッドモデルエンジンハイブリッドシステム駆動方式価格
GS450h 特別仕様車“Eternal Touring”V型6気筒 3.5リッターLexus Hybrid Drive2WD(FR)9,000,000円
GS300h 特別仕様車“Eternal Touring”直列4気筒2.5リッター7,500,000円
GS350 特別仕様車“Eternal Touring”(グラファイトブラックガラスフレーク)