三菱ふそう、小型トラック「キャンター エコ ハイブリッド」を一部改良
出力や燃費を向上し、ラインアップを拡大。「キャンター」なども一部改良

キャンター エコ ハイブリッド(撮影用特別仕様車)

209年4月20日~発売


 三菱ふそうトラック・バスは、小型ハイブリッドトラック「キャンター エコ ハイブリッド」を一部改良し、4月20日から順次発売する。東京地区での価格は、標準幅、バン、SA、5速ATの場合で558万9150円。

 キャンター エコ ハイブリッドは、2006年7月より発売しているモーターとエンジン併用するパラレル方式ハイブリッドシステムを搭載した小型トラック。一部改良では、エンジンを従来の「4M42(T2)」からVGターボ(可変ノズルターボ)付きの3.0リッター直噴ディーゼルエンジン「4M42(T3)」に変更し、最高出力を96kW(130PS)に向上。5速AT「INOMAT-II」とハイブリッドシステムのチューニングを最適化し、ドライバビリティの向上を図ったほか、重量車モード燃費で2トン車は11.0km/L、3トン車は10.0km/Lに向上させている。

 また、2012年7月1日以降生産される車両に義務付けされる「高電圧からの乗員保護に関する保安基準」に適合したほか、サイドターンランプの形状を変更し、新灯火器規制に適合させた。このほか、広幅キャブロングホイールベースG尺車や、B尺/E尺車全モデルの積載2トン車と3トン車、DX車、新普通免許対応車を追加してラインアップの拡充を図った。

 あわせて、小型トラック「キャンター」と「キャンターガッツ」の一部改良も実施し、4月20日より順次発売する。今回の一部改良では、イモビライザーを全車に標準装備するほか、サイドターンランプの形状を変更して新灯火器規制に適合させた。東京地区での価格は、標準幅、平ボディ、5速MT車の場合で374万6400円。


(編集部:)
2009年 4月 20日