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日産、国内で新型コンパクトカーを年内発表

新型コンパクト導入で内田誠氏は「日本市場でのプレゼンスを大きく向上させていきたい」

2020年11月12日 発表

 日産自動車は11月12日、日本国内で新型コンパクトカーを発表することを明らかにした。

 同日開催された2020年度上期決算発表の中で明らかにされたもので、同社代表執行役社長兼最高経営責任者の内田誠氏は「日本では待望の新型コンパクトカーを年内に発表します。競争力を格段に高めたこの新型コンパクトカーによって日本市場でのプレゼンスを、先に投入した新型キックス e-POWER とともに大きく向上させていきたいと考えています」との意気込みを述べた。

 同社の新車導入計画では、グローバルで2020年度下期に新型「ローグ」、新型車「マグナイト」、新型コンパクトを導入する計画で、この中の新型コンパクトカーが国内に導入される。

 内田社長は「インドでは新型の小型SUV 日産マグナイトを投入します。インフィニティ QX 55や欧州を牽引するキャッシュカイも年度内の発表を予定しています。これらモデルの販売効果が業績として本格的に反映されるのは第4四半期から来年度前半以降となりますが、続々と新型車を投入することでモデルラインナップの刷新と強化を図ってまいります。先行きに不透明感が強い中でありますが、コアマーケット、コア商品、コア技術を軸とした取り組みを着実に進めていくことで日産ネクストのマイルストンの1つである、2021年度比例連結ベースでの営業利益2%の達成につなげていきたいと考えています」と話した。